熱中症に注意しなければならない季節になりました。

 

消防庁によると、昨年5月から9月までの全国における熱中症による救急搬送人員数の累計は5万5852人に達し、そのうちの半数以上が高齢者だったそうです。

 

高齢になると、暑さを感じにくくなり体温調節機能が衰えるため、気温が高くなる昼間の外出はできるだけ避けるようにしてください。

 

どうしても炎天下に外出する際には、通気性の良い衣服を着て、日傘や帽子も必ず使用し、できるだけ日陰を歩きましょう。

 

室内で過ごしているときも油断は禁物です。喉の渇きを感じていなくても小まめに水分を補給し、エアコンや扇風機を使って室温を28度程度に保つよう心掛けてください。

 

熱中症予防には、環境省の熱中症予防情報サイトで公表されている「暑さ指数」(WBGT)をパソコンなどで確認するのも効果的です。

 

この指数が28度を超えると熱中症にかかる人が急増するため、自分が住んでいる地域の数値を小まめにチェックする習慣を付けるとよいでしょう。
 

環境省の熱中症予防情報サイト

 

http://www.wbgt.env.go.jp/