内外で子どもの支援をする国際NGOセーブ・ザ・チルドレン・ジャパンが、熊本地震を受け、被災地の子どもらに支援者が「心理的応急処置」(PFA)を行うよう呼び掛けている。
 

内容を理解すれば誰でも実施でき、災害で強いストレスを受けた子どもを落ち着かせるのに有効という。

 

PFAは、危機的な出来事に直面した人を安心させ、ニーズを確認して役立つケアを提供する取組み。
 

カウンセリングや医療行為とは異なり、「相づちを打ったりして話を受け止める」「無理に話をさせない」など、専門家以外でも行える。

 

原則は「見る」「聞く」「つなぐ」の3スッテプ。

 

被災地で、まず自分の安全を確保した上で、緊急の対応が必要そうな子どもや家族を探す。
 

もし見つけたら、困ったことがないかなどを相手が能動的に話せる形で聞き取り、必要な情報や支援者の紹介など、被災者が自ら問題を解決できるような方法へとつなぐ。

 

PFAの詳しい内容は、同団体のホームページで

 

http://www.savechildren.or.jp/lp/kumamotopfa/