title 例えば24歳の時は (仮題)
                              
97' July 29th
                                     
どうしても --------
つきあおうと思ってくれる女なんていないぜ きっと……
俺の存在を気に掛ける女が望んでるものに合わなくても
俺が見栄を捨てれば
その存在が側にあるだけで
そこにいてくれるだけで 有り難いと思えるんじゃないのか? 
それでも… それでも不幸福【ふしあわせ】にさせちまうよ きっと…
今はまだ誰も大切にできないんだ
まだ自分しかない人間だから --------
断言しておく
俺は自分のことしかない人間のまま ……本当にそうか? 
……例えば24歳の時はこうだった --------
今 俺と支えあって生きてくれる仲間がほしい
自分の力を互いに認めあった生活の中で
互いを思いやることと自分を信じようとする心を大切にできる相手が
今ここにいてほしい
たくさんの夢を持って生きていて
それを実現させるために生きる
そんなのは俺にとって空気を吸うことと同じくらいあたりまえだ
夕焼けに自分の愚かさを知らない者が
誰のためにあるのか解らない夜を越え
明け方の藍色の空に涙することなんて
この5年間はどこにでもあったぜ
               
それからまた5年経った今
どうだ?   

 
 

 

 

     The First Time                  
   
   
透き通るような気持ちで好きだと云えるかい? 
 俺の噺の半分は聆かなかったことにしといた方がいいぜ
  でないと怪我をするかもよ
   誰にとっても過酷な試練が待ち受けてる
    でもこれがはじまりなのか? 
     ここからすべてがはじまり出すのか
      これで明日が変えられるのかもな              
       もしかするといい方向に ----------------
       「わからない」という言葉通りに
         解らないことばかりだから
          それでいいのかもな
           愛と哀しみと歿の裏側を行ったり来たりしなくても… 

 
おまえにはもう哀しんでほしくないけど
 俺だけの力じゃ 今はどうにもならない                
  俺を心から大切にできる女なんていやしないと
   つい疑ってしまうんだ
    でもこれがスタートなのか? 
     ここから失いかけてたものが取り戻せるのか
      これで明日も幸福な気持ちのままで生きて行けるのか  この俺も…

 
隙がある生き方で好きになることを懼れてる人々             
 俺もその仲間入りを果たしちまったのか? 
  結局 決めたことが何もかも無駄になるように ----------------     
   おまえの心がどこにあるのか 
    受け入れようにも独りでいる方が多い
     でもこれがはじまりなのか? 
      ここからすべてが初まるのか
       これで疲れ果てた夜におさらばできればいいよな …ホントに

  

 

 taken from ”BAD LIFE
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   

 

 

     恋の逃げ道                           
                                     
                                     
できる限りの力で闇を歩こうとする
有てる限りの期待で おまえの瞳を見つめようとする
おまえを手に入れたいと願う気持ちが夜を冷たく染める
その想いのひとつひとつを押し消すように時は流れてゆく
おまえの唇に触れ
葡萄の房を噛むときのように恋の甘さだけを味わえるのなら       
それに越したことはないはずなのに--------            
情なくも側に寄るだけで俺は弱くなっちまう
もう二度と誰も愛せないと思える男になっちまう              
こいつをどうにかできるなら
おまえの心の奥底にある本当の明かり
ここに灯したい                            

  
                     できる限りの力で闇を踰えようとする
              有てる限りの情熱で おまえを大切にしようとする
                      おまえを手に入れたいと望む心が
                           朝を迎えるまでに暮れてゆく
                         その想いが次々と破れるように
                                時は過ぎ去ってゆく
                                おまえの肩を抱きしめ
               鳩の胸から響くような小さな鼓動を聴けるのなら
                 それ以上の幸福はないはずなのに--------
                      静かな笑みを泛べるおまえを想うとき
                           つきまとうのは翳る記憶……
                         こいつがどうにか救われるには
                    おまえの心の奥底に潜む本当の暖かさ
                                 俺の命で支えたい

 

 

 taken from ”BAD LIFE ”