伝えられる人を増やす人春明です。
昨日、学童から帰ってきた息子を迎えた時、
ひどく疲れていました。
早く寝ようと決めていました。
ご飯を用意して、一緒に食べて、
息子の宿題を見ようとした時、
息子が声をあげました。
「ipadがない!」
学童に忘れてきたとのことでした。
「じゃあ、まあ、しょうがないね。」
嫌な予感から目を逸らして、宿題を見ようとしました。
「ダメだよ。明日学校で使うから。」
だけど、息子はとりに行く気満々でした。
「パパ、大丈夫。
僕、ひとりでささっと行ってくるから。」
時間はまもなく8時。
雨も降っています。
じゃあ、行ってきて、
なんて言えるわけもありません。
「いつも、ちゃんと振り返らないと、
こうして、めんどくさいことになるよ。
人生も同じだよ。
ちゃんと振り返らないと、
取り戻すの大変なんだから。」
なんて、なかなか、めんどくさいことを
息子に言いながら、学童へ向かいました。
学童につくと、
先生たちも一緒になって、
iPadを探してくれました。
だけど、どれだけ探してもみつかりません。
学校から支給されたiPadだから、
紛失してたら面倒くさそう…。
そう思いはじめました。
すると、ひとりの先生が
「もしかして…」
と、電話をし始めました。
結果、一緒に勉強してた友達が、
息子のiPadを間違って、
持って帰っていたことがわかりました。
息子がトイレに立っている時に、
息子のiPadをランドセルに入れて、
持って帰ったらしいのです。
結局のところ、
どれだけ振り返っても、
みつからなかったわけです。
明日学校で渡してもらうことにして、
「まあ、しょうがないね」
と言いながら、帰路につきました。
帰り道、ふと思ったのが、
行った意味、なかったなということ。
行ったから、
学童にないことに気付いて、
行ったから電話してくれました。
だけど、行かなくても、
きっとその友達は気付いて、
明日渡してくれたんだろうなと
思ったんです。
でも、道中で、息子はずっと
iPadを間違って持って帰った
友達のいいところを僕に教えてくれました。
息子のことを、
お兄さんみたいだねと
よく褒めてくれるところ。
いつもニコニコしてて、
その子を見ているだけで、
心が温かくなること。
その話を聞いているうちに、
「行った意味あったな」
と思えたんです。
疲れてるとか、めんどくさいとか、
負の感情に息子が支配されなかったこと。
間違いなんてどうでもいいくらい、
その子が好きなこと。
そんな捉え方をする息子を
知れたこと。
それは、とても大きな意味をくれました。
負の感情に支配されていると、
現実は歪んで見えてしまいます。
優しさは感じ取れず、
悪意だけを感じてしまう。
優しさすらも、
悪意としてとってしまう。
僕は、未熟さから
そうなってしまっていた時がありました。
…いや、今もそうなりそうになる時もあります。
そういう時に、
支配から解放してくれる人達が
います。
真っすぐな人達。
思慮深い人達。
優しい人達。
ちゃんとそういう人達の話に、
耳を傾けられる自分でありたい。
そういう人達を
しっかり感じられる自分でありたい。
つくづく、そう思うんです。
負の感情に支配されないように…。
優しいはずの現実を歪めてしまわないように…。
疲れや痛みで、濁った目で、
大切なものを、大切な人を、
手放してしまわないように…。
【「今日がんばりたくなるメルマガ」読者の声】
毎回、感動的な気付きがあり返信してお礼を言いたいなと思いながらも
勇気を出せないままでしたが今日のメルマガはどうしてもお礼を言いたかったのでメールをさせていただきました。
---<中略>---
この春明さんの思いに激しく同感、感動しました!
いつも心の痛いところまで汲んでくれる春明さんの言葉に救われ、勇気づけられています!
本当にありがとうございます!!
ビジネスを学ぶうちに、ペルソナはどうする?どのように商品を作る?
自分のどんなリソースを使う?とか、月商はいくら目指すの?どうやって見込客にアピールするの?
など、想いよりも、ビジネスで利益を上げるためのテクニックを磨く情報に包まれて、
翻弄されて・・純粋に本当に自分が欲しい生き方や出会いたい人を見失っていきました。
そんな時に、春さんのメルマガに出会いました。
本当に伝えたい人に伝えられればいい。心が震えて、楽になりました。
ビジネスの常識にとらわれて、勝手に常識人になる必要はないんだ。
自分が大切を想うものを見失わず前に進めば、その想いに共鳴した人が目の前に現れるんですよね。
それに気付けたのは、はるさんがブレずに大切なことを繰り返し伝えてくれて、思い出させてくれてるからです。
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【春明力の著書一覧】
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