★「嫌い」が「同じ」人がいた方が安心する。ー批判コメントがついた話。

伝えられる人を増やす人　春明です。

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3年ほど前、書いた本の

評判が良くて、浮かれてた頃。

アマゾンレビューに、星1がついた。

そのことをブログに書いたら、

「星１がついて良かったです」

というコメントがついた。

「みんなが絶賛しているから、

良くないって思っている自分が

変なのかなって落ち込みました。

自分と同じ感覚の人がいて良かったです。」

というコメントがついた。

正直、動揺した。

「ほら、お前。せっかく買ってやったのに、

全然面白くないぞ。

それなのに調子のってる風だったから、

書いてやったぞ。

ゴキブリ1匹見たら、10匹いると言うだろ？

今、少なくとも2人いるから20人は

お前の本良くないって思ってるやつがいるぞ。」

そんな相手の声が勝手に聞こえてくるほど、

動揺した。笑

いや、でもブログの内容は

「価値観を人それぞれで、

僕の本が嫌な人もいる」

みたいな感じだったと思う。

だったら、違うな。

僕をこらしめるためじゃないな。

多分、そのコメントにあった通り、

作家本人のコメント欄に書き込むほど、

「誰かと一緒」がほしいのかな？

と思った。

それだって嫌だけど、

でも、悔しいかな・・・。

その気持ちはちょっとわかる。

やっぱり、味方は欲しい。一人だと不安だ。

学生の頃、「前に習え」の時に、

「おい。春明！お前だけはみ出してるぞ！」

と言われた時は怖かった。

自分だけ怒られるよりも、

2人怒られた方が良かったし。

3人になったら、なおさら安心だった。

自分だけの感覚は怖い。

それがネガティヴなもので

あればあるほどに。

だから、理解者が増えるのは、安心を生む。

・・・でも、ただ少し安心するだけで、

何も生みだしはしない。

「自分が悪いと思ったものを

他の人にも悪いと思ってほしい。」

その気持ちは理解できるけど、

なにも生み出しはしない。

ただただ、自分のネガティブな感覚を

肯定するだけ。

だから、できたら、

「もっといいもの書いてやる」

という方向も見てほしい。

「批評する」より、

「つくり出す」方が

楽しいに決まってるから。

「うわ！この本嫌だ！」

「うわー。こいつ嫌いだ！」

いくらそう思ってくれたっていい。

だけど、その違和感や反発心は

コソっと自分だけで抱えて、燃えて、

つくりだした方がかっこいいでしょ。

「うわ！この本嫌だ！」

「うわー。こいつ嫌いだ！」

いくらそう思ってくれたっていい。

だけど、作者に気づかれないようにしてほしい。

コメント欄になんて書かないでほしい。

結構傷つきやすいからね。

取扱いに注意してね。

ちなみに、そのコメントは綺麗に削除しました。笑

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