感想


上巻から続いて施行されていた百年法が廃止されるまでの話。


HAVIという不老不死化の処置を受けた人々は16年以内に全員死に絶えるという研究結果が発表された途端、犯罪者であった百年法の拒否者は貴重な人材として扱われることになった。


国家の危機とはいえある人の命の価値が法律によってここまで変わっていいものなのだろうか。


フィクションではあるが、上下巻通して政治家や官僚の大変さを見ることができた。


購入はこちら