“You've become bored to things because they exist only as names to you. The dry concepts of mind obscure your direct perception.” 

「物事がつまらなくなってしまうのは、あなたにとってそれらがそれらの名前のみの存在になってしまったからだよ。あなたの思考がつくり出す粗末な概念は、あなたがそれを直に感じる力を奪いい去ってしまったんだよ。」

 


この言葉は作家であり、スピリチュアルティーチャーでもあり大学時代には体操選手として競技に参加していたダン・ミルマン氏のものです。彼は大学時代、体操選手として最も輝かしい成績を残している最中、オートバイの事故に遭い脊椎を損傷することとを切っ掛けに、スピリチュアルな世界へと導かれました。


私たちは生まれたすぐから、または母親のお腹の中にいる時から名前を覚えさせられてきました。


『パパでちゅよ〜!』
『ママでちゅよ〜!』
『これはリンゴでちゅよ〜!』
『これはお花ですよ〜!』


しかし、名前を覚えるためには、私たちは頭の中でその物をイメージ化しなくてはなりません。


『パパは少し色黒で、こんな顔をしていて、抱っこしてくれる優しいこの人なんだな...』とか、


『ママはいつもキスをしてくれて、心地いい匂いがして、ご飯をくれるこの人なんだな...』とか、


『リンゴっていうのは丸くて、赤くて、甘酸っぱい味がするこれのことなんだな...』とか、


『お花っていうのは綺麗な色をしていて、見るとみんなが笑顔になる、これのことなんだな...』とか...


このように、その物を見た時の印象、感触、音、匂い、感情などの経験が、その物のイメージとして頭で認識されるのです。


そして、イメージ化により私たちは、その物、その名前、そのイメージを同一化してしまうのです。


『物』=『名前』=『イメージ』


名前を付けられイメージ化されてしまった物たちは、あなたの頭の中で本来の脈立つような命の新鮮さを持つことはできません。


それは、単なる思考が限られた経験からつくり出す概念となってしまったのですから...


その中で生きることがそれだけつまらなく、退屈であることか...


しかし、逆を返せばそれは微笑みが自然とこぼれ落ちるほど美しく、はち切れんばかりの新鮮さを常に持っていることを意味しています。


どちらに住むかはあなた次第なのです。