今日からまた祝日が続きます。

 

昨日今日は、GW後半の下りラッシュだそうですね。


わかばは大きな外出はせず過ごす予定ですが、大阪のアートシーンのことが、まだ頭から離れません。


過去記事:

 

大阪市立東洋陶磁美術館を訪問した時に、気になっていた安宅コレクションについて、興味深い記事がまわってきましたので、紹介します。

 

 

参考記事:

 

こちらの4ページ目から、安宅コレクションについて触れています。

 

安宅英一(あたかえいいち)氏は、日本の10大商社のひとつであった安宅産業の創業家出身。氏も会長と相談役社賓を務められ、Wikipediaによると、芸術家のパトロン・美術品コレクターとしても知られた方とのこと。

 

「美の猟犬」って、すごいあだ名ですよねグラサン

 

安宅コレクションは、近代日本画家の速水御舟(はやみ・ぎょしゅう)や韓国、中国陶磁を中心にしたものだそうで、安宅産業が1977(昭和52)年に伊藤忠商事に吸収合併された折に、速水御舟は東京の山種文化財団(山種美術館)へ売却、東洋陶磁は大阪市へ寄贈されたそう。

 

そのコレクションをもとに公開する場として大阪市東洋陶磁美術館が作られたというわけ。

 

また、調べてみたところ、どうやら山種美術館の「炎舞」(速水御舟)も、もとは安宅コレクションのようです。

 

山種美術館では、「炎舞」をとても大事にされていて、山種美術館でも、公開は数年に一回のみ(下記の過去記事参照)。

 

参考記事:

 

東洋陶磁も日本画も、コレクションが桁違いのレベルですびっくり

 

 

 

◆まとめ

令和に受け継がれた美術品の数々は、折々の経営者達によってコレクションに昇華したのですね。

 

安宅コレクションの中国陶磁は、見ているだけで幸せに浸れる至宝の陶磁器ラブ

 

大阪東洋陶磁美術館のコレクションは、改装などの際には、東京の三井美術館や泉屋博古館で見ることができたようですが、普段は門外不出。

 

わかばは、幸運にも2回訪問する機会を得ていますが、そのたびにうっとり照れ

 

なお、上記参考記事には、大阪中之島美術館の設立についても書かれており、こちらも更にWikipedia読んだら思わず身震いするほどの波乱のストーリーでした!

 

 

過去記事: