北欧の神秘―ノルウェー・スウェーデン・フィンランドの絵画@SOMPO美術館 2024-9
 
友人にお誘いいただき、訪問。
 
SOMPO美術館になってからは、初めてです。
 
2020年7月に損保ジャパン本社敷地内に建設した新美術館棟だそうで、チケット購入は一階で、5F~3F、その他ミュージアムショップが2Fという構造です。
 
新宿駅から、思いのほか近かった。

 

 

北欧の絵画は、これまであまり目にする機会もなく、画家さんも、知らない方ばかりですが、意外にもムンクの名前がありました。

 

ノルウェー出身だそうです。

 

「フィヨルドの冬」エドヴァルド・ムンク

有名な「叫び」にも通じる、独特の明暗はっきりした描き方が、そこはかとなく感じられます。

 

 
その他、北欧の神話を描いた絵(ガーラ・ムンテ)も素敵で印象に残りました。
 
スウェーデン国立美術館、フィンランド国立アテネウム美術館、ノルウェー国立美術館の所蔵品。
また、こうした北欧がメインテーマの展覧会は、日本初とのこと。
 
北欧家具や陶磁器、自然には興味がありますので、はまるととことんはまりそうな予感ニヤリ

 

そして、SOMPO美術館といえば、こちら。

 

 

ゴッホの「ひまわり」です。

 

厚塗りの力強いタッチは、やはり実物ならでは。

 

ランダムに見えて、実はよく練られた構成と色彩だと感じました。

(まあ、これが似合う邸宅って限られますよね照れ美術館ありがたや)

 

収蔵品なので、人だかりになることもなく、そこも贅沢なひととき。

 

今回は、少々駆け足だったのですが、ミュージアムショップの一角にカフェスペースもあり、美味しそうなドリンク類もリーズナブルな価格でした。

 

これは次回寄りたい!

 

 

 

●SOMPO美術館について

ん10年ぶりに再会した「ひまわり」

こちらの収蔵品になったときには、バブルの象徴のように、メディアがこぞって書き立てました(1987年)。

 

安田火災ビルの、展望ロビーの一角みたいなところだったような記憶があります

 

Webサイト見たら、安田火災東郷青児美術館の時代ですね。

沿革を参考にすると、本社ビル42階だったようです。

 

「ひまわり」と、ゴーギャン、セザンヌの3枚の常設展示に伺ったような記憶あり。

 

そこから30年余、良い意味で進化しSOMPO美術館となりました。

 

新宿は、美術館は少ないイメージがあり、このSOMPO美術館は駅からも近く、サイズ感も大きすぎず小さすぎず、意欲的な企画展も好印象。

 

新宿エリアの、貴重かつ代表的なアート関連施設かと思います。

 

東京の美術館は、本当に奥が深い。

(またの名を「きりがない」とも言う爆  笑

 

 

過去記事:

フィンランドの画家、カッレラの作品を昨年見ていました!@国立西洋美術館の常設展

 

2017年の「デンマーク・デザイン展」が、こちらでした。
「東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館」時代ですね。そんな名称だったことを今更知るという。。。

 

2022年&2023年、2024年Planの まとめリンクあり