ウクライナ国立歌劇場のカルメンを観てきました。
(旧キエフ・オペラ)
素晴らしかった❣️
舞台装置は、黒海から船が出せないために日本調達というエピソードは心痛むものの、オーケストラ、コーラスやダンサー含めた引っ越し公演は華やかそのもの。
ソリストが実力派なのは言うに及ばず、脇役と合唱のクオリティには驚愕。男性コーラスに聴き惚れたのは初めてかも。
そして、ダンスシーンは、贅沢にもウクライナ国立バレエのメンバーが出演ということで、立っているだけで既に美しい😍
更にバレエ団も擁しているだけに、衣装もため息もの。
クルッと回ると、フワッと廻る
昨年末に行った、パリ・オペラ座展にも繋がる、総合舞台芸術を満喫しました。
過去記事:
オーケストラピットがよく見える席で、ティンパニのバチが何種類もあったり(持ち手がカラフルになっていて、多分見分けやすいようになってる)、タンバリンの叩き方を自在に使い分けていたり、演奏にも耳だけでなく目からも見入ってしまいました。
ちなみに、エレガントに演奏するカルメン序曲はなんとも新鮮でした。
演奏会で聴くカルメン序曲は、元気いっぱいシャキッと演奏するのが多いような。
コロナ禍&SNS時代、「ブラボー」はNG、最後のカーテンコールは写真OK🙆♀️
東京文化会館は、小さい頃から何度となく足を運んでいるけれど、たぶんお初の4階席。バリアフリーと無縁😵の階段は、シニア達は大変そうでした。
しかも公演は、休憩含めて四時間近くあり、オペラは体力を実感。
オペラを愛したRBG(映画公開当時の御年85歳)が筋トレしていたのも納得⁈
で、客層が若い!いまオペラって人気なんですか??
それにしても、オペラのストーリーって何ともコメント不可能な荒唐無稽ですよね🤣まあ、年を重ねて、ちょっと理解出来るところもあるのですけれど。
先月観たホイットニーの映画で、未練たらたらのラブソングを勧められて「こんなのありえない」と一蹴していたのが、後年「今ならわかるわ」みたいな発言をしていたのを思い出します🤗
過去記事:
ロビーも華やか。マチネとはいえ、ちょっときれいな装いでのお出かけ。こうやって少しずつ戻っていくのかな。
海外公演のオペラということもあり、なかなかのお値段に腰が引けて、申し込みを躊躇しており、かなりぎりぎりの申し込みでした。
結果的には、オーケストラごとの引越し公演ということで、内容からして、とてもリーズナブルなものでしたが、まあしょっちゅうは難しいかな
まあ、一つ壁を突破したといいますか。
新しい世界は広がりました。
✴︎おまけ
銀座線の上野駅、かわゆす