前回の輪行記事が、組み立て編だったので、今回は崩して輪行袋にしまう編です。

PEKO さんの新軽量輪行袋を使用しています。

●作業場所
平らで後ろが壁になっている場所が基本。
雨風がしのげて、風が強くない場所ならなおよし。



壁に向かって、前輪を右側が多いかな。
逆さにした時に、ディレイラー側が奥に行く方が安心なような気がします。

●準備
変速機は、アウタートップに入れます。
=前が大きい方、後ろが一番小さい方

外した後に、シフトを変速するやり方もあるようですが、わかばは、そのままです。戻すときに、逆にわからなくなっちゃいそうなので。
(流儀はいろいろある模様)



●小物を撤収

まず小物を外します。

前後ライト、ガーミンEDGE。


(その他、ボトル(空になっているもの)、フロントバック)

今回はリュックなので、ライトとガーミンのみ。


気は心で、ぶつかり合わないように、小物の布類で包みます。小さいし、なくしたり落としりしたら大変!

(サドルバッグはいつもそのまま梱包しています)



小物をしまい、輪行袋を取り出します。
風で飛ばない程度に広げておきます。

✴︎リュックを使わない時は、サドルバッグに入れている折り畳みリュックにヘルメットや小物をしまいます。フロントバッグは、外したらそのまま手持ちします。

最初に使うのは、ビニール手袋と紐類。

また、リュックやフロントバッグは、一ヶ所にまとめておきます。急いでると忘れるのでニヤリ



わかばは右利きで、バッグ類を右手奥に置いておく事が多いです。


バイクをひっくり返します。

サドル側から、バイクに覆い被さるようにして、フレームのやや下の方を持つ。


シートチューブ(サドルの下)とフロントフォーク(ハンドルと前輪の間)、わかばのRL8ですと、それぞれRL8のロゴマークのあるところが目安。

✴︎下記参考動画参照




✴︎ちなみに、輪行しなくても、この逆さにする操作だけでも慣れておくと良いです。外でチューブ交換する時に、まずここで詰むのでキョロキョロ
↓下記参考動画参照

基本操作は篠さんの動画通り。

過去記事:



後輪、前輪の順に外します。

後輪を手前、前輪をチェーンリング(フロントシフト)側に納めます。



上記写真は、ベルト無しで自立してますけど、手前のホイールが倒れると、スプロケットが傷むので、この形にしたら、一本目のベルトをフロントフォーク付近で一回仮留めすることが多いです。


●仮留め
ふんわり、一周まわしてベルクロを留めます。
身体や脚で、なんとなく後輪が前に倒れて来ても受け止められる体制にしておくとなおよしニコニコ



あと二か所を順に留めますが、サイズにもよりますが、一周ホイール&タイヤに巻きつけたりして、かなりきっちり止まるように調節します。

ふわふわだと、移動中に崩れてフレームやホイールが傷つきます。

例えばこんな感じで、ぐらぐらしないようにしっかりとめます。



最後に、一本目の仮留めしたベルトを再度止めなおす。わかばは、一本目からきっちりとめようとすると、ホイールが広がって倒したりするので、面倒ですが、仮留め式です。

下記はあんまり良い例ではないかなぁ。
なるべく三箇所が離れた位置になるようにすると、崩れにくい。




場所はまだここ、というほどは決まっていないのと、他の方の動画やブログを参考にしたけれど、フレームサイズやデザインで止める場所はかなり異なるので、試行錯誤な感じです。→ここが難しかったけど、結局唯一の正解はない模様キョロキョロ


ショルダーベルトを留めます。

わかばのは、タイオガのコクーンについていた、両側が輪になっていて、真ん中でプラスチック金具で分割出来るタイプです。少し厚手で重量ありますが、便利なので、先代からそのまま移植しています。手作りも出来るかも。


2本ともそれぞれフレームに結んだら、チェーンリング(チェーンある方)とは逆方向に垂らしておきます。




●パッキング

広げた輪行袋の上に、自転車を乗せます。

この時点でベルトがぐずぐずになるようなら、一度やり直した方が良いです。



自転車のパーツに触れないように、ぶつけないようにしながら、両端を片方ずつたくしあげて包みます。


紐を引いて縮めたら、軽く結んでから、袋の内側に入れ込みます。

ピロピロ出ていると、思わぬところや荷物に引っ掛かります口笛



梱包完成。



●片付け

ビニール手袋を外して、輪行袋のケースに入れ、所定の場所に納めます。適当に入れると、組み立てる時に、袋や手袋が見つからなくて焦るニヤリ




●移動中
自転車の前後と進行方向を合わせています(ハンドル側が前、チェーンリングが外側になります)。
わかばは、右利きなので、左側に背負います。

平らにしっかり梱包していれば、基本的に倒れません。立てかけるときは、一応チェーンリング側を壁際にするようにしています。

リアディレイラー(後輪の変速機)が一番弱いので、そこをぶつけないように気をつけます。

出先で曲がってしまうと、走行不能になる場合もあります。予防が一番。

過去記事:




●組立
目的地に着いたら、組み立てます。
大きなトラブルなければ、そんなに手袋は汚れないので、梱包と組み立てで、同じ一枚の手袋で済ませています。

過去記事:

帰宅後に、手袋を新しいものと交換して完了です。

特に雨降りなどでない限り、輪行袋は干したりしないです。基本輪行袋は洗わない派。




参考動画

別タイプながら、横型輪行袋の操作が参考になります。
フレームをひっくり返して、ホイールを外す動作がスムーズです。

※初めて拝見したときは、ポカーンという感じでしたけど、今はスピード的には同じ感じで作業出来るようになりました。慣れ、はありますね。


◆まとめ
全部自走、車お出かけ、ももちろん良いけれど、輪行が出来ると、選択肢が広がります。リスク回避にもなりますしね。

まあ、どなたにも勧められる、という訳ではありませんが、覚えられると楽しいですよニコニコ