久しぶりに、勝間和代さんの新著が発表されましたので、楽天ブックスにて予約購入。

(7月のお買いものマラソン+5と10のつく日のポイントアップで予約)

 

発売日前に普通に届いてしまいました。

 

タイトルだけでは、どんな内容なのか想像がつきません。

週末に届いたので、待ちきれずに即読み!

 

不老長寿というタイトルは、正直なところあまりしっくり来なくて、一言でいうと人生100年時代の人生戦略かな。帯のコピーの方が、内容に合っている印象でした。

 

また、本文のラインマーカー風の色かけは、個人的には見づらいですね。ちょうど5年前のDaiGoの本を図書館で取り寄せたものとそっくりで、第一印象は「あーーー」ってなったけど、内容は好みでしたので、以下ご紹介。

(勝間さんによると、本文の色かけは、いまも流行っているそうです)

 


人生100年時代の3つの長生きリスク!

カツマー歴10年超ニコニコ、わかばお気に入りのエピソードを、各項目からピックアップしました。


①身体的衰え=最優先事項

食生活と運動、睡眠の大切さ。改めてまとめてくださっています。

ものすごく密度の濃い情報量なので、何度か読んで、取り入れやすいところから、一つずつ実践していくのが良さそうです。

 

個人的には、過去の勝間さんの著作や、勝間塾・サポートメール時代からの情報で、既に実践していることもあります。ただ、この本のすごいところは、断片的な知識の寄せ集めではなく、2021年現在でエビデンスのある「身体的衰えを遅らせる最新情報の全体像」が語られているところ。このあたりは、やはり勝間さんならでは。圧巻です。

 

わかばのお気に入りは、アミロペクチンの話。マニアックすぎて笑っちゃうレベルですウインク

 

勝間さんは、「どうしてもそれしか食べ物がないとき以外は白米を食べない」習慣にされているそうなのです。

 

分子構造上、今流行りのコシヒカリ系の低アミロース米と言われる品種(アミロペクチンが多い)は、糖尿病につながる食後高血糖の要因になるとのこと。それを予防するには、玄米や高アミロース米であるササニシキを推奨だそう。これ、おそらく大人の事情で、大手メディアにはあまり出てこない情報かと。

 

わかばは、アミロペクチンの件は体感的に理解しておりまして、どうも体質的にコシヒカリ系のお米はキツすぎて苦手なんです。


ササニシキをお米屋さんから買っていたこともありますが、今の地元スーパーでは入手しにくいので、玄米で手ごろなものを常食しています。数年前に、アミロースとアミロペクチンの構造式をノートに書き写したりしたこともある位なので爆笑、このコンパクトにまとめられた説明に食いついた次第。


そして勝間さんは、最新の健康情報を実践するために、習慣にまで落とし込んでおられるのが凄い‼︎単なる情報紹介本ではないんです。その膨大な知識を、しっかりと血肉にしておられる。

 

 

②金銭的収入減

「ミスドのおかわり自由なロイヤルミルクティー(308円)やスーパーホテル(5,000~6,000円/泊)を躊躇なく利用できるお金は必要だけれど、一流ホテルのカフェラウンジのお茶(2,000円)やホテル(40,000~50,000円/泊)を普段から使う必要はない」

 

これ、ちょっと感動しました。

勝間さんがズバッとおっしゃるからいいんですよね。


普段から、SNSなどでミスドのロイヤルミルクティー愛を披露され、スーパーホテルも絶賛されている勝間さん。

 

また一方で、仕事柄や華やかな交流関係もお持ちなので、お高いサービスもよくご存じだと思うんです(どちらの金額も超具体的びっくり)。両方の良しあしを知った上での上記の発言。説得力が違います。

 

正直なところ、このバランス感覚を、政治家の方に助言していただきたい。

 

この堅実な金銭感覚を前提としつつ、ドルコスト平均法や一生稼げることの重要性を説かれると、刺さり方が違います。

 

 

③社会的つながり減

この項目は、漠然と感じてはいたものの、自分の中で言語化できていなかったエリアなので、とてもハッとさせられました。

 

①②とも密接に関連するのですが、仕事を続けて社会参加をする、90歳すぎたら施設に入る等、来るべき時期の対処法を明文化してくださっています。

 

この項目は、また繰り返し読み込んで、自分の中に肚落ちできるように落とし込みたいと思います。

 

 

 

◆まとめ

実は勝間さんは、昨年私の父が亡くなったのと同時期にお母様を見送られていて、この本はそのご経験がきっかけになったとのこと。凄く深掘りされてて、プライベートの出来事をここまで昇華されるとは!という感じ。


個別具体的なエピソードもたくさん入っていて、言葉の想いと言うか、本に良い意味で魂が宿っています。

 

私自身もこの一年、ちょうど残された母のことや、自分の身じまいについて、凄く考えていたところだったので、そのぐるぐるを綺麗に整理して言語化してもらった感じ。

 

編集者さんとのタッグも良くて、勝間さん渾身の作という印象。

サラッと一読して終わりは勿体ない!この中から一つでも取り入れ、自分の行動や習慣をかえてこそ活きる一冊

Google 化以来のお気に入りになりそうです。


勝間さんと同年代な、わかば世代にはもちろんのこと、30-40代位の方も「自分には関係ない」などと毛嫌いせず、この本を一読しておけば、良いイメージトレーニングになりますから、それこそ最強ですね。


おすすめ❣️

 

 

 

 

Kindle版

 

ヘルシーな食事を実践したくなったら、こちらもどうぞ。

 

 

過去記事:

勝間式超ロジカル料理の実践記事①

豆を煮る(蒸す)のって、美味しいけどちょっと億劫なんですよね~。

 

勝間式超ロジカル料理の実践記事②

発売から一年余り。この本に載っているレシピは、ほぼ全部作っています。

 
勝間式超ロジカル料理の実践記事③