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メルボルンは夏真っただ中。
夏の季節は水分を取りすぎたり、ほてりを感じてだるさを感じたりしますよね。
東洋医学において、元気に夏を送るために気をつけることは、体に余分な熱を溜めないことと、水分を摂りすぎないこと。
体に溜まりすぎた熱は、肌の不調、寝つきが悪くなったり、動悸、を引き起こし、摂りすぎた水分は、むくみの原因になります。
そこで夏の薬膳のキーワードが、
余分な熱を冷ます「清熱(せいねつ)」、余分な水分を体の外に出す「利水(りすい)」です。
だるくて、やる気が出ない。食欲がない。→気虚(ききょ)タイプ
※免疫が低下して夏風邪をよく引く方や、冷え性の方もこのタイプが多いようです。
身体のほてりを感じたり、むくみが出た→陰虚(いんきょ)タイプ
※脱水気味だったり、睡眠がうまくとれない人に多く見られます。ストレスも溜めこみがちなタイプです。
どんな食べ物をとればいい?
基本的に、「気虚」の方は、暑いからといって冷たいものを食べ過ぎず、牛肉、鶏肉、枝豆、山芋など体を温める食べ物も取り入れることが大切。
夏野菜も出回りますが、野菜煮込みなどを身体を温めるニンニク、ショウガ、ネギなどと一緒に温めて食べるという事をおすすめします。
逆に「陰虚」の方は、なるべく体を冷ますオクラ、ゴーヤ、セロリ、トマトやきゅうり、豆腐などの食べ物を取り入れることが大切です。
薬膳の考えの基本、旬の食材をうまく取り入れて、体質に合わせた料理を食べる を意識して、夏を乗り切りたいです。
スーパーで買える食材で薬膳。
お家でできる料理で健康に美味しく、食を楽しみましょう!!