天上絵師KAWAZO旧ブログ -127ページ目

意識を自分の中に戻し、自分の足で立って歩く

最近、前から時々訪問していたブログのいくつかが、とても、イヤな感触になってきていると感じる。

とてもイヤだ。



高次元の波動入りだという写真。

デジカメレンズの構造から現れる光を神だ天使だ高次の存在からのサインだと浮かれて。

決まった様式を守って暮らすことに固執し、またそれを人間の必然といわんばかりに押し押し押しつけたり。

少しの違和感はあっても、特にイヤだと思うほどではなかったブログのいくつかが、「あーあ、なんかいっちゃったな…」と感じてしまうほどになっている。



特別イヤな感じがするあるブログは、読んでいるとクラクラしてくる。
内容があまりにも???なのも理由だが、それよりも、行間から沸き立ってくる獣臭さが。
私はそんなに敏感に感じ取る方ではないので、よほど強力なんだと思う。


ひたすら駆り立てるように、神々の目覚めが云々、神社へ参拝が云々、歴史上の著名人からの某個人を名指しで降りてきた?冗長なメッセージ。
そこに面々と綴られる、感謝を強要する神からの、ポジティブな脅迫。

そこに書かれている「人間からの感謝が必要」「感謝があれば目覚めることができる」などの文言を見ていると、魂をよこせ、と言っているように感じられてならない。

舌なめずりして、勝手に口の中へ飛び込んでくるのを待ち構えている。
そんな感触。


神社への参拝は、やって悪いことじゃない。
でも、神は神社になどいない。
いるとしても、眷属を置いているだけだろう。



神社へ行って、そこで手を合わせ、自分の思う神に向けて己の中にある何らかの宣言を行うことは、節目の行事として有効だろう。

趣味として神社仏閣巡りをする人の気持ちなら、私はよくわかる。

その場に行くと、その祭神にまつわる物語や、建立された時代についてなど、いろいろと想像するのが楽しいことがたくさんある。
建築物の造形を楽しむこともできる。

厳かな気持ちになり、神仏へ思いを馳せる瞬間を持つというのも、素晴らしい。



けれども。

駆り立てるようにして、神社へ行け、参拝し、そこで神々への感謝を捧げよ…と、連呼連呼連呼…となると。

そのように人々を仕向け、その場所へ行かせて祈らせることで、練り上げられていく「モノ」がある…そう感じられてならない。


ソレは、確かに、人智を越えた存在であろう。

しかし、ソレは、きっと対価を要求するモノだと思う。

その対価は、何だ?

心の平安か?
神社へ詣でないと安心できない…そんな風になっていくための参拝ではないはずだ。

感謝を捧げることが度を超して、踏み外して、魂を譲り渡す契約にサインしていないか?

ちょうどブームになっている歴史上の有名人が、ブームの最中に、とある一個人に対して名指しのコンタクトを取ってくる…という現象に、不審を感じないのか?



そういう筆者は、共通した特徴がある。

光と闇、善と悪、神と悪魔、そういった二極化の、白か黒かしかない論理だ。

そして、メッセージとやらの送り主が、「あなたでなければできない役目なのだ、と私に言った」というようなことを、必ず、書いている。




闇が、悪が、魔が、存在していなければ困るのは誰だ?

それが存在していればこそ、自分が特別な選ばれた人間であり百般の庶民とは一線を画す存在なのだと、高らかに言い続けることができる。

あるいは、闇にも、悪にも、魔にも、手をさしのべる慈愛に満ちた崇高な者である、と。

堕ちた者、堕ちゆく者へも、高みからエールを送れる。




神社へ詣でずとも、神へ感謝することはできる。
捧げずとも、伝えられる。

自分の神は、自分の中にいる。

ポジティブな脅迫に踊らされぬよう、あなたの神は、あなたの中からあなたを見守っている。


駆り立てるような論調の言葉に不安になったら…怖くなったら…信じなければならないように感じてしまったら…

深呼吸してその文章から意識を逸らし。

自分の日々の暮らしがどのようにして成り立っているのかを思い出し。

意識を自分の中に戻す。

気持ちが落ち着いたら、もう一度深呼吸して。

そこに書かれている神の言葉や、高次のメッセージなどとされる文字列を、よく吟味してみることだ。

脅していないか。
高圧的でないか。
一見優しさに溢れていても、実は何らかの誘導を含んでいないか。
何かを排除しようとしていないか。
何かを搾取しようとしていないか。
何かの行為を執拗に求めていないか。





最後に頼れるのは、自分の中にある自分の神だ。
異臭を嗅ぎ取ったなら、そのカンを信じることだ。

己の神と己とで、判断することだ。


つまりは、自分の足で立って歩く。
それだけだ。







この記事のタイトルは、「ポジティブな脅迫」だった。
だが、文字列として「怖い」ので、中止した。