もうずっ と長い間、忘れていたのに。いや、違う。忘れるということを、忘れているふりをするということを、できるようになっていたのに。この世界で生きるために、考えても答えの出ないことは、考えないでおこうと。でも私は本当は、ずっと怖がっていたんじゃないか。私って誰、私って何、この世界って…。
うわぁぁっ!声を上げた。頭を下げる。もう月は見ちゃいけない。大丈夫、大丈夫と言い聞かせる。自分が誰かなんて、私はちゃんとわかっている。
大丈夫。もう一度言い聞かせる。私はきちんと、自分が誰だかわかっている。自分がどんな道を歩いて、どんな人たちと関わってきたかをわかっている。
大丈夫、行こう。止めていた足を、また一歩踏み出しかけた。瞬間、行くってどこに?という疑問が頭に渦巻いてしまって、また引っ込める。どうしてだろう、そして私は、また月を見上げてしまった。
うわぁぁっ!声を上げた。頭を下げる。もう月は見ちゃいけない。大丈夫、大丈夫と言い聞かせる。自分が誰かなんて、私はちゃんとわかっている。
大丈夫。もう一度言い聞かせる。私はきちんと、自分が誰だかわかっている。自分がどんな道を歩いて、どんな人たちと関わってきたかをわかっている。
大丈夫、行こう。止めていた足を、また一歩踏み出しかけた。瞬間、行くってどこに?という疑問が頭に渦巻いてしまって、また引っ込める。どうしてだろう、そして私は、また月を見上げてしまった。
