・纐纈(こうけつ)

・曾て(かつて)

・鸚鵡(おうむ)

・尤も(もっとも)

・葎(むぐら)

・併し(しかし)

・須く(すべからく)

・普く(あまねく)

・甃(しきがわら)

・凡て(すべて)

・鶩(あひる)

・甕(かめ)

・嗾ける(けしかける)

・蹇(あしなえ)

・皹(あかぎれ)

・面皰(にきび)

・黝(あおぐろ)

・羹(あつもの)






らしいですよ。

はい、普通の中学生の私には到底読めません。


兄によると、ほとんど漢検準1級レベルだという話です。


……取り敢えず、私は2級を取らなければ。



今日の朝読書の時、『ロビンソン漂流記』って本を読んでたんです。

あの有名なクルーソーさんのお話。

で、それがなかなか凄い代物で。

まあ、普通に文庫本なんですけど。

昭和26年の5月31日に初版が出版され、

それの44刷……

昭和58年の6月30日に出版されたものだったんですよf^_^;)

と言っても、そう中身が変わっている筈もなくて。


超難しい漢字ばっかりだったんです!

読む本がなくて適当に引っ掴んだのがこの本で、中見てなかったんです……。

んで、いざめくってみると、古いから紙は黄色っぽいし(まぁこれはこれで良いんだが)。

文字は細かくて眼が痛くなるし。



全然進まない……Σ(゚д゚lll)



文字を読むのが人一倍速いってことだけが自慢だったのに(。-_-。)

結局半分も読めなかったという。

幸いにも内容は理解出来たんだけどさ。




聞きたいんですが。

あなたはこれらが直ぐに読めますか⁈

・纐纈
・曾て
・鸚鵡
・尤も
・葎
・併し
・須く
・普く
・甃
・凡て
・鶩
・甕
・嗾ける
・蹇
・皹
・面皰
・黝
・羹


悔しくて、読めなかった漢字(又はあやふやだったもの)を集めてしまったぞ( *`ω´)

意味も調べてしまったし。

ヘン、どーだざまぁ見ろ!w



ただ、一日でこの量は初めてだ。いや、真面目に。

小さい頃も何気に漢字は読めてたしなぁ(~_~;)




………ダメだ、ダメージが大き過ぎる。

立ち直れないかも。冗談抜きで。




あ、どなたか上の漢字を読めた方は言って下さい。

あなたを神と呼んで崇めますw





「そっか……母さん、死んじゃったんだ。悲しいな……」


「そうだよ、あんたのせいで死んだんだ。あんたが殺したんだ」


彼女は言った。




「…え……?」



「あんたを慈しみ、大切に育ててくれた優しいお母さん。何もかもからあんたをを守ってくれた強いお母さん。その人を、あんたが殺したんじゃないのかい?」




あ。




「そっか……」




思い出した。



もしあの時、僕がお弁当を忘れていなければ。
もしあの時、母さんを止めて僕が帰っていれば。
母さんは、死ななかったんだ。



「母さん……」



僕がもっとしっかりしていれば。
こんなことにならなかったんだ。



「母さん……‼」



そういうことか。
僕が、母さんを、殺して……。




「……ッ‼……ご、めんなさぃ…」

「クスッ。やっぱり思い当たる節があったのね。ペーターがずっとあんたを睨み付けていたんですものね、何かあると思ったのよねぇ」



悲しいよ。
悔しいよ。


母さん、今更だけど、僕、気付いたよ。
僕が悪かったんだね。





ごめんね。





ごめんね。







ごめんね。








ぼく、何だか……胸が、とっても苦しいよ………。











彼女の後ろで扉が閉まった。


「ヘンゼル……」



僕は、自分の肩が少し強張ったことに気が付いた。
無意識に『この人は悪い人だから喋りたくない』と思っていた……からかもしれない。
彼女はそんな僕の様子に気付いたのか、軽くニヤリと笑った。


「何、そんなにあたしが怖いかい?全く、まだガキのくせして生意気な。そういうところが気に食わないんだよ‼」


何故知らない女の人に叱られなくてはならないのか。
……意味が分からなかった。


「あのねぇ、あんたはもう孤児みたいなもんなの。孤児ってわかるかい?親無し子ってことだよ。お前の母親は死んだ。父親は何処の誰かも判らない。あぁ、可哀想に」



この時、意外なことに僕はあまり驚かなかった。




何故驚かなかったのか。
心の何処かで『死』というものを理解していたからかもしれない。
本当は、母さんが死んだことや本当の父さんが居ないこと、そんなことを分かっていたからかもしれない。



いや。
違う。
本当は大体分かっていたのだ。
本当は理解していていた。
周りの人達に『まだまだ幼い子供だ』と思っていて欲しかったから。
そっちの方が何かと都合が良いっていうのが分かっていたから。
だから嘘をついて、周りの人達や自分までもを騙していた。



僕には、そんなことが出来た。




だって僕は他の子と比べて、とても賢しくて礼儀正しい………そして誰よりも演技が上手な幼児だったんだから。









「……リューディアさんって、中々顔立ちが整っているのねぇ。なぁんか、羨ましいと言うか妬ましいと言うか。本当、世界って不公平よねぇ」

「…………」

「あらあらペーターってば。愛してもなかった自分の伴侶が死んだのがそんなにショック?結局子供も出来なかったのにねぇ!」

「……ゲルトルート、謹んでくれ。ヘンゼルが居るんだ」


「あら?あらら、まだ居たのこいつ。こんなのが居ても邪魔なだけ、いらない子なのにね」

「ゲルトルート‼」

「もう、ペーターったら……。血も繋がってない、どいつの子かも知れない奴に情が移ったの?まったく、自分の立場を考えてよね」

「…………」

「ペーターどうしたの?」

「……良いか、ゲルトルート。今日まではこの家の女はリューディア1人だ。例えお前でも、好き勝手に振る舞うのは許さない」

「…………」

「分かったな?」

「……ええ。…ヘンゼルを隣に連れて行くわ。貴方はゆっくりお別れしていてね。その間、私はヘンゼルと仲良くなっておくわ」








残念そうな口調とは裏腹に、ゲルトルートの口角は僅かに上がっていた。