本日は、銀座の画廊を経営している方からお話を伺う機会がありました。
絵画とお金、価値といったキーワードで大変新鮮な観点からお話頂きました。
「ポンペイや広島など悲惨であればあるほど、価値になる」
「美は、人間の五感、生きる欲求と結びついている」
「美のヒエラルキーは、西洋美術史という歴史できまり、価値はその歴史とモードの掛け合わせで決まる」
「文化こそがお金を動かしている」
「絵画は、手で持ち歩け、海外に無税で持ち出せる唯一の高額動産。96億円の金は持ち歩けないが、96億円のムンクの絵は鞄一つで持ち歩ける」
などなど、一度には消化しきれない程の情報量でした。
考えさせられたのは「価値の作り方」です。
モネやシャガール、ゴッホなどの展覧会には、日本人も沢山行きますが、
それに比べて、雪舟の水墨画展にはどれだけの人が行くでしょうか。
美的価値に好みはあっても、優劣はないはず。
すると、美の経済効果をどれだけ享受できるか。
それは、
それは文化全体をどうブランディングするか、序列付けをいかに作るか、
価値を生み出す「ルールをどれだけ作れるか」にかかっているのではないかと思います。
ルールを作るか、作られたルールに乗るか。
やはり、ルールを作るほうが、金銭的にも、満足度としても、享受できるものが多そうだ…と思わぬところで気づかされました。
では、どうやって、「ルールを作るか」。明日はこの点について考えたいと思います。