本日は、またまたエネルギッシュで素敵な人に
お会いしてきました。
50代の男性の方で、世界中で仕事をしてこられて、
いま、新しい学びの形を追求されている方です。
その方のお話の中で印象に残った言葉に、
「いい問いが出ると、いい答えが出るだけでなく、
次のいい問いが生まれる」
というのがあります。
一人で考えていると、考えられることの範囲や深さに
限界があるので、「いい問い」を人から投げかけてもらうと、
思わぬ切り口から発見ができたりして、「いい答え」が出ます。
それだけでなく、「次のいい問いが生まれる」というのは
さらに面白いです。
先日、会社のミニキャリア研修会では、
色々な「問い」をきっかけに沢山話しながら考えました。
例えば、「いま思い浮かんだことが必ず手に入るとしたら
何を思い浮かべますか?」という問い。
すぐには答えが出てこない人が多い気がしますが、
それぞれの答えには、「え?それってどういうこと!?」という
要素があって、「どうしてそう思うのか?」
「いつから思っているのか?」
「それが手に入れて、さらにどうしたいのか?」などなど
話が盛り上がります。
話しているうちに、最初は恥ずかしそうにしていた人も、
ちょっとその気になって、笑顔が出てくるのが不思議です。
つい、色々と考える際は何冊もの書籍を読みあさって、
うだうだ考えがちな自分としては、研ぎすまされた1つの問いの方が
時に大きなパワーを持つものだと感じます。
よい問いは書に勝る、そんなことを心に止めておきたいと思います。