本日は、平成進化論でもよく出てくる、
そしてitacchiさんが今日のblogで好きだと仰っていた
「逓増」という言葉についてです。
会社のチームメンバーに新卒2年目の子がいるのですが、
いままさに仕事の量・質が1年目のときとは比べ物に
ならない程高まっていて、「できないことだらけで、
次のステップが全く見えないです・・・」とこぼしていました。
1年前は1つの案件につき、関係者がせいぜい7、8人程度だったのが
今は、多ければ30名を超え、かつ、日本語が通じず英語でしか
コミュニケーションが取れない関係者もいる。
そんな中で、必死にがんばっているものの、抜け漏れが発生し、
他の人に迷惑をかけたり、ヒヤリとする場面が多発したり・・・
という状況でこぼれてきた言葉です。
マネジャーや私から見ると、確かにミスはぽろぽろとあるけれど、
随分よくがんばっていて、あと1、2案件を乗り切れば、
コツもつかめて、見える世界が変わってくるだろう、と思っています。
でも、それは自分たちも似たような経験をしてきたから、
「あとこれくらいで、暗中模索状態は抜けられる」
という感覚を持っているのだと思われます。
本人からしてみれば、初めてのことなので、
「あとどのくらいがんばれば、この暗中模索状態を抜けられるのか?」
は全く未知数です。
目指す姿に向かって日々行動していても、
ある一定の値(閾値)を超えない限り、「逓増」はしていても
実感値は持ちにくいということだと思います。
ある程度「型」のある、若手社員の仕事の進め方であれば、
誰かに教えてもらったりして
「あとこれくらい」と目安を付けやすい面もありそうですが、
「人生の変革」であれば、目安を付けるのはもう少し難しそうです。
「逓増」を信じる力と、
「もうそうなっている」というメッキをまとう勇気が
やっぱり大切だな、と改めて感じたひとときでした。