鮒谷さんがよくお話、引用されている、
弁護士の高井伸夫先生のblogで「姿勢」に関する
お話がありました。
「つねに腰骨をシャンと立てること-これ人間の根性の入る極秘伝なり。
人間は心身相即的(「相即」とは「二つの物事が密接に
関わり合っている」という意味)存在ゆえ、
性根を確かなものにしようと思えば、
まず躰から押さえてかからねばならぬ。
それゆえ二六時中(四六時中)、「腰骨を立てる」以外に、
真に主体的な人間になるキメ手はない。 」
(「新版 立腰教育入門」森 信三著 不尽叢書刊行会、1985)
心と身体が密接にかかわり合っている、というのは
先日読んでいた陽明学に関する本でも同じことが言われていました。
姿勢という形から入ることによって、しゃんとした精神が生まれる。
心と身体を分けようとするから、うまく行かない。
確かに、やる気に満ちているときは胸を張って前のめりな姿勢、
自信がなくなっていたり、後ろ向きなときは猫背になってしまっている気がします。。。
明日からは、自信がなくても、気持ちが前向きになりきれない時でも
胸を張って姿勢をまっすぐにすることで、
気持ちをたてていきたいと思います!