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たぶん1986年夏です。

レーサーレプリカが流行っていた頃、後ろに写っているKR250君と富士スピードウェイのスポーツ走行のライセンスをとって走ってきました。

当時富士のライセンスは安くて、¥8000位だったと思います。結局この走行一回だったけど今の鈴鹿の走行会と比べても安いモンでした。

この頃は学生で、革ツナギがなく、KR君のツナギ1着のみ。30分の走行会の前半をKR君が走って、速攻着替えて私が走りました。

フルノーマルのFZ400Rですが長い富士のストレートでは200km/h近く出ていたと思います。

最終コーナーは当時流行っていたハングオンゲームのテーマを歌いながら立ち上がってました。

サーキットは初めてだったので、隣のピットのおんなじFZさんの話を盗み聞きしていると

「1コーナのブレーキは150mのかんばんだよな」

を信じてやってみたら止まれなくて死ぬかと思いました。そのFZさんも1コーナ曲がりきれなくてまっすぐ行ってました。(「バイクは見た方向に行ってしまう」を実感しました)

殿様乗りのFZ750に抜かれるわ”スーパー”というクラスのGSX1000にものすごい勢いで抜かれるわ、100RはTZ125にインから差されるわ、シケインでコケてるRZ350を轢きそうになるわ、15分くらいの走行でしたがくたくたに疲れました。

ピットの「パワーウインドウ」の宣伝が時代を感じさせます。