ヤマ姐さん2023 羅臼岳 | Dachsh-und Musik

Dachsh-und Musik

2頭のダックスと音楽を語ります。
最近やまのぼり、始めました

木曜日の午後、突然オット氏が

「土曜日山行く?」と聞いてくる。

「天気良ければ」と答えると、すかさず

「羅臼岳がいいんだけど…」と。


え?羅臼岳?知床半島?

車中泊?熊いるしょ?

頭の中が混乱する。


行きたそうなオット氏。

怖いのが本音のワタクシ。

どうする?


「いいよ、行こうか」と答えました。


そうと決まれば車中泊の準備とか

色々しなければ。

買い物に行き登山用ドリンクを補充。

食べ物は現地調達ね?

車の窓に被せる網戸は?明日買うのね?


金曜日になりました。

午前中は色々用事があり、

出発は午後になりました。


13時出発。

途中、網走に寄って有名なジェラートを

食べます



閉店30分前だというのに、お店は

まだまだ賑わっていました。


左 チョコミント

右 ストロベリービアンコ


次、小清水のモンベルで携帯トイレを

購入する。


そして18時頃斜里町のスーパーで

夕食とビール、

そしてお昼ご飯兼行動食のパンを。

あんまり良いのがなくて困りました。

とりあえず手当り次第買う。


さて、あとは知床ウトロへ向けて

走るだけ。

結構遠いな…ウトロ。

海岸沿いを走りながら、

もう熊が出ないか心配になる。

夕日を見ている人たくさんいるのに。



明日も良いお天気になりそうだわ。


オホーツク海は、春に藻琴山来た時以来。


さて、道の駅につきました。

様子を確認して、停めるのかと思いきや

「登山口の確認がしたい」とオット氏


こんなに暗くなってから?

熊出るよ。

車の中にいるから大丈夫だよ。

そんなやり取りをして、

岩尾別登山口へ行くことになりました。

20分もかかりませんでした。

でも山道。絶対いる。


さて登山口の登山者用駐車場は、

といえば…

もう満車。ここで車中泊してる人がガーン

明日は路駐確実。

少しでも上に停められるようにしなくちゃ。


さて戻ります。

走っているとキツネが出たり、

タヌキ?が出たり、嫌な予感。

そしてその時!わーっ!

出ました。道路を我が物顔に走る

小熊。まだ子供?親は?

ほら、やっぱりでた。ここは知床。


ビビりモード全開の私。


とにかく、明日の朝ごはんを

セコマで…

何もないえーん おにぎりなんとか確保。

カップリゾットと雑炊。


道の駅に戻って車中泊モードへ。

手順が悪い私たち。

なんとか収まって、ビールと夕食



22時には寝ました。

なんとか眠ることが出来て、3時起床。


朝ごはんとコーヒー。

身支度も出来たので、4時半頃出発。



知床五湖方面に走った後、

この看板で右に入ります。


熊はいませんでした。

登山口に着くともう路駐の列が。

1台分上の方に空きがあり、

そこに縦列駐車。ラッキーでした。

(ホテル地の涯には停めてはいけません)


バイオトイレがあります。



5:06 スタート

木下小屋。泊まれるそうですよ。


登山届とヒグマチェック。


しばらーくこんな道。


1時間ほど登ったらようやく海が。


そしたらここでした。


あれ?晴れの予報じゃなかった?


合目標識はないけど、

この看板が多分1km位毎にあります。


水場です


豊富ですね。


浄水器でいただきました。


びっくり!鹿、ちかっガーン


あと4kmか…美瑛富士避難小屋を

思い出します。


ここから急登になりました。


おやすみ処。携帯トイレブースあり。


落ちてた看板


ずーっと樹林帯。景色これだけ。

結構修行…ショボーン 辛い、暑い、眠い。


愚痴りながら歩いていると…

ここに出ました。視界が拓ける。


ドーン!

ここ登るんですかい?なーんて、知ってました。

登りきると、視界が悪い場所を歩きます。

オット氏が「あまり離れない方がいい」と。

緊張しながら歩きます。

無事通過。


すると、今度こそどーん!

あれ?山頂に雲が…


そして、あんなに登るの?ガーン

えーえー 辛そう。


羅臼平に出ました。

キャンプ地ですね。


フードロッカー。


私、ここで待ってる…

その言葉を必死に飲み込み歩きます。

ここまで来て、登頂しないなんてー🎶

情けないこと言わない。

頑張るんだ!


登りますか!


すぐ国後島が見えて来ました。


知床連山


相変わらず山頂には雲が


岩清水。羅臼側から来るコースとの

分岐です。


ここの水はチョロチョロ


何度見ても、雲。


どんどん奥が見えてきます。素晴らしいラブ


岩登りが始まります。

目印はこれ。


えーショボーン


両手を使って登っていきます。

そうそう、岩清水のところでポールは

収納しました。


もう少しで山頂だよー!

山頂の所の岩がちょっと怖いけどねー!

スライドした男性の言葉。


マジかガーン この岩を渡るのか?という…

交渉恐怖症にはとても恐ろしい、岩を

手をついてへっぴり腰でなんとか渡り、

9:53 登頂

山頂も狭いじゃんチュー

立ってるの怖いんですけど。


そこにどんどん人が登ってきて、

大混雑。どこに逃げればいいの?えーん


たまにガスが抜けると歓声が上がり

みんな一斉に写真を撮り始める。

変な一体感笑い泣き



ちょっと見えた。


混雑してあずましくないので、降りることに。


ちょっと降りるとガスも抜けて、

こんな感じの良い景色。、


国後島の爺爺岳かな?


アップにしてみました


こんなに近いのに…

何故ロシアなのか。北方領土問題について

考えさせられます。


岩清水でランチ。パン食べてまた歩く。


降りてきました。


知床五湖の木道が見えますよー


大沢を降ります。


大沢終わり。、


あとはダラダラと長い道のりを降りるだけ。


シマリー!


何岳かなぁ?


海に向かって降りて行きます。


14:34 下山


なんとか岩って名前付いてるんだろうな


お風呂は夕日台の湯(500円)

シャンプーもあるし、露天風呂もありました。

私貸切状態。


道の駅でコケモモソフトを食べました。

これでお腹を膨らませ斜里町まで走ります。


斜里町でご飯。


斜里岳が美しいラブ


あとはオット氏が運転を頑張りつつ

「もう一泊したかったね」と弱音を吐くも、

ひたすら走って21:30過ぎに帰宅。


ちょっと片付けて、あとは明日。


打ち上げ〜

紀土 スパークリングを
半分寝ながら飲み。

バタンキュー。

羅臼岳、素晴らしい山でしたが、
2度目はあるかな?
如何せん遠いです。