一昨日になりますが、観てきました。
少し前に、映画館に張り出されたポスターを見て“絶対観に行こう~”って決めた作品。
何の予告も観ずになぜ観る気になったかというとキャストが良かったから その一言に尽きます。
英国王のスピーチのコリン・ファース、ハリポタのスネイプ先生のアラン・リックマン、そしてキャメロン・ディアス。
このキャストなら絶対面白いでしょ?!
ちょっとワクワクしながら向かいましたが、待てよ!あまり期待し過ぎるとよくない影響が出るんじゃないか?と思い直し、気持ちを落ち着けて“中の上ぐらいかも・・・”なんて言い聞かせたりしてね
実はこの映画、2時間ないんですよね、そこもちょっと気持ちにブレーキを掛けたくなるポイントでした。
しか~し!上映開始から、サクサクっと笑わせてくれました
そして中盤へ入るまでは若干のモッサリ感もありましたが、中盤以降は笑いっぱなし
最高に楽しく、笑わせてくれました。
ワッハッハと大声で笑いたい所でしたが、他の観客もクスクスと上品に笑っているので、ハンカチで口元を押さえたりして、笑い声を抑えるのに精一杯の努力が必要な程でした
と、ここまで書いたらこの映画がコメディかなって思いますよね。
ハッキリとしたジャンルはわかりませんが私は、大人なコメディ映画だと思っとります。
舞台はロンドン、主人公であるコリン・ファースが演じるのは美術品の鑑定士、そしてアラン・リックマンはその鑑定士を専属で雇っているマスコミ会社の大社長
その大社長からいつも“お前はバカだ!能なしだ!”と蔑まれることに嫌気が差した彼がその大社長に一泡吹かせようと企んだ作戦は・・・
鑑定士だからこそ出来る一世一代の大詐欺。
その企てに必要になる登場人物がキャメロン・ディアス、彼女をこの作戦にどうにかこうにか引っ張り込み、作戦開始~~~~~
これ以上はネタバレになるので、ココまでね
英国俳優が多いせいか、とってもシュールなんですよね~
ウィットに飛んでるというか、とっても素敵な笑いを運んできてくれます
思い出しても、クスッと笑っちゃうほどなんですよ~
そうそう、この映画を観て気が付いたんですけど、アラン・リックマンってスネイプ先生でとっても有名ですが、この映画の役とは雰囲気が随分違うんです、そして観ていて思い出しました。
アクション映画ダイハードの1作目で悪役テロリストのリーダーだった人だ~~ってね。
そうなんです、ダイハードで日本企業のビルを占拠するテロリストとブルース・ウィリスが戦うヤツ、あの映画で最後ビルの最上階から落とされる、あの悪人です。
私の中で、スネイプ先生とテロリストのリーダーが結びつかなかったんですけど、この映画で気が付きました(笑)
60歳になるアラン・リックマン、とってもステキでした~~ イヤ~な大社長の役なんだけど、流石です。
余談ですが、ハリポタ好きな友人から聞いたんですけど、スネイプ先生を演じるときはカツラをかぶり、かなり濃い目のメイクであの役に臨んでいるそうです(そうしないと役と年齢的に合わないそうです)
かなり逸れてしまいましたが、「モネ・ゲーム」私の勝手な評価は・・・★★★★☆4.5です!
満点付けたいところでしたが、中盤ちょい前辺りのモッサリが-0.5 ちょっと厳しいかな~
限りなく満点に近い4.5です
ハリウッドのドタバタコメディとはちょっと違う、お洒落でちょいシュール、そんな素敵なコメディ
観終わって、ふんわり幸せな気分にさせてくれるので仕事帰りに観て欲しい作品です