みなさま
あけましておめでとうございます。
今日はもう1月4日、私の職場は仕事始めなので同僚は既にお仕事してる訳なんですよね
でも私はお休みを取りまして9連休のお正月休みとなっております
ごめんね~、みんな


さて、新年一発目の更新はまたまた映画記事、昨日1月3日に観てきました。
『レ・ミゼラブル』 言わずと知れたあのミュージカルです。
原作は『ああ無情』、子供の頃に学校で推薦図書になってた、あの文学大作です。
が、しかし 実は私、読んだ事ないんです
そうは言っても、子供の頃に父からあらすじは聞かされたのでぼんやりとわかります。

ここからはネタばれもちょっぴり入ってますので物語を知らなくて鑑賞予定の方は、鑑賞後に読んだ方が良いかもです。

時は、王の劣政により貧困を強いられた生活に、若者が革命の声をあげようとする1800年代のフランス。
貧しさから1個のパンを盗み捕まり、脱獄を繰り返しながら19年もの長い間服役し仮釈放で出所したジャン・ヴァルジャン。
そんな彼は人間不信に陥り、誰にも心を閉ざしたままの彼に優しく接した神父様。
ところが、ヴァルジャンはそんな神父様にも心を開かず、教会の銀食器を盗んでしまい、またも警察に囚われてしまう。
警官に連れられ、神父様の前に出たヴァルジャン。
そんなヴァルジャンに神父様は銀食器はヴァルジャンにあげた物だと説明し、忘れ物だと言って銀の燭台をも差し出した。
神父様の深い慈悲の心に触れ、投獄を免れた彼は、残りの人生を真っ当に生き直そうと決意する。
しかし、彼は仮釈放の身、どこまでも執拗にジャベール警部が追ってくる。
警部の追跡から逃げながら彼は真っ当な生き方をするのだが・・・

この映画は時代の波に翻弄され、人間不信から慈悲の人に生まれ変わったジャン・ヴァルジャンの一生を描く大河ドラマです。


170分にわたる大作であるこの映画、全編ミュージカルで普通のセリフが殆どありません。
私はミュージカル映画が好きなので結構観てるんだけど、ここまでミュージカルなのも珍しい気がしました。ミュージカルの舞台はこんな感じなのかな~って思いました。
内容が内容なだけに、泣くのは必至だと思ってある程度覚悟して行ったんだけど、案の定です
始まって3~40分程の頃、ヴァルジャンが神父様の慈悲に触れ改心するあたりで既に涙腺が緩んでて、それからは乾いてきたかと思うと又泣く。という事の繰り返し
特にフォンティーヌが娼婦に身を落とし、あの名曲「夢やぶれて」を歌うシーンではマジ泣きしました。
物語自体も重厚なのに加え映像も素晴らしく、その上キャストの方々の歌唱力の高さに驚くと共に聴き惚れてストーリーに引き込まれ、170分という時間を感じさせない映画になっていました。


『レ・ミゼラブル』
私の勝手な評価は・・・★★★★★5つです
文句なしの満点

登場人物それぞれがいろんな苦悩と闘い、そしてフランス市民が貧困や時代のうねりと闘う。
そんな歴史の一部を垣間見たようなそんな映画でした。

ヒュー・ジャックマンは、個人的にXーMEN以外はあまり好みじゃなかったんだけど、今作で印象が思いっきり変わりました。
ホントいい役者だわ~

「ああ無情」を既読の方も、そうでない方も感動出来る素晴らしい映画なのではないでしょうか。
素晴らしいヒューマンドラマです、是非ご覧ください


この映画は年末に観たかったかも(笑)