昨日の金環日食、みなさまはご覧になれたのでしょうか??
私の住む北九州地方はあいにくの雨模様
暗い空も日食のせいなのか雨のせいなのかさっぱりわからないまま、世紀の日食ショーは幕を閉じました
日本中が湧いた日食ショーのこの日、私は『宇宙兄弟』を観て来ました
あ日食だからって訳じゃありませんよ、ホントに
『宇宙兄弟』という漫画が面白いというのは随分前から知っておりましたが、他に読むものがあって、なかなか順番が回ってこず手付かず状態でしたが、先月からアニメ化されたものが放送されるようになったので、連ドラ予約でずっと録画しておりましたが、それもなかなか見れず溜まったまま。。。
そんな状態だったんだけど、先週の日曜すっぽり時間が空いて見る気になったので1話から8話までイッキ見。
噂どおり面白い
8話程度なのでまだまだ序盤といったところだけど、引き込まれる。
そんなアニメの実写、どんな具合に出来てるのか俄然興味が沸いて観に行く事にしました。
導入部から中盤まではほぼ原作通りに進んでましたね~
その後は・・・???
ま!アニメの放送済みがその辺りまでなんで映画の後半が原作通りなのか、定かではありませんが。
主演の小栗旬、岡田将生(こんな字だっけ?) この二人なかなかイメージに合ってます。
敢えて言うなら六太を演じた小栗旬くんもっとだらしなくてもいいくらいかな~
それでも、日頃のイケメンオーラを消し去って六太を好演してました。
日々人を演じた岡田将生くんはステキなSAMURAIBOY(サムライボーイ)ドンピシャだったんではないかと。
さてさて、このお話、ストーリーは知ってる方も多いだろうし、告知もかなりやってたから深くは言いませんが、宇宙飛行士を目指す兄弟のお話。(あまりに大雑把すぎっ)
でも、ホントだからしょうがない。
日本中がため息をついたドーハの悲劇の日に生まれた兄・六太(ムッタ)と、メジャーリーグで野茂英雄が日本人初ノーヒットノーランを達成し日本中が歓喜に沸いた日に生まれた弟・日々人(ヒビト)
この明暗分かれる?日に生を受けたせいかどうかわかりませんが、幼い頃に約束した夢を一途に果たし見事宇宙飛行士になったヒビト、一方宇宙飛行士の夢を諦め自動車メーカーでメカニックデザイナーとなるムッタ。
そんなムッタがある日、会社をクビに
弟を誇らしく思う気持ちと、常に比べられる自分に嫌気がさし、ネガティブオーラ全開のムッタ。
職探しの毎日に落ち込むムッタの元にJAXAから手紙が・・・
このネガティブムッタを小栗旬くんが見事に演じてまして、とっても共感できる愛すべきお兄ちゃんでした。
二人の兄弟愛がこれでもか!というほどステキに描かれてて、後半ポロポロと涙が止まりませんでした
さすがに全て原作通りとは行かないようで、ある程度カットされ、ある程度脚色されておりましたが、それらが嫌味ではなくいい感じに仕上がってました。
『宇宙兄弟』
私の勝手な評価は・・・・・★★★☆3.8ってとこです。
残念なのが、エンディングです。
前半、原作に忠実な分、内容が濃いので時間が足りなかったのだと思うんだけど、最後の仕上げが端折り過ぎなように感じました。
もう少し丁寧に終わらせてくれたら★1つ増やすんだけどな。
アニメを追い越した形のストーリー展開でネタバレ?かもしれませんが、そこも許容範囲だし、アニメのこの先の展開がとっても楽しみになりました。
あと、圧巻なのがロケットの打ち上げシーン。
NASAやJAXAの全面協力のおかげでしょうか?すっごく迫力満点でした
原作を知らない方にも充分楽しめる作品だと思います