本日発表されたアカデミー賞。
私の一押し、『アバター』は作品賞、監督賞ともに選ばれなかった![]()
その『アバター』を破って作品賞、監督賞他に輝いた『ハート・ロッカー』を今から観に行きます![]()
感想その他は追記で~~~![]()
ただいまです![]()
『ハート・ロッカー』観てきました![]()
戦争映画でありながら、戦争映画にあらず・・・とでも申しましょうか?
はっきり言って、ドキュメンタリーのようなフィクションでした。
爆弾処理班の活躍を描いてるんだけど、その中には物語らしい部分はほとんど無い
戦場という非日常の中の、兵士にとっての日常を、そして任務を淡々とこなしていく姿を描いた、そんな映画。
経験豊富な爆弾処理班のリーダーが主人公なんだけど、かなり無鉄砲な人で爆弾処理に於いて、身を守るためのセオリーを、平気で無視するという、死に急ぐタイプの兵士
そんな彼に振り回される同じチームの部下達との確執だったり、爆弾処理をする緊張感なんかが臨場感たっぷりに描かれてました。
観終わって・・・これはエンターテーメントじゃない、っていうのが感想です。
戦争映画独特の緊張感、爆弾処理のスリル、それはスゴイものがあったけど、ストーリーと言えるものはなく、結末も無い。
ひとつ思ったのは、今までの戦争映画に比べて、爆弾処理班にスポットを当てているせいか、これ見よがしの殺し合い、銃撃戦、死体の山みたいなのはほとんどなく、淡々と処理をする技術者という感じを前面に押し出しつつ、死に直面してる部分はやはり兵士なんだと思わせる。
それって、監督の手腕なんだろうな~~ってね。
そこは監督賞も納得。
あと、もうひとつ、この映画の良さは映画館で観てこそなんじゃないかな?
そう臨場感命![]()
後で聞いたんだけど、この映画、アカデミーで6冠に輝いたとか![]()
確かにいい映画だと思うけど、イラク戦争を経験したアメリカだからこその受賞なんじゃない??
過去のアカデミー受賞作にも言えるけど、日本人には理解できない審査基準があるような気がするのは私だけでしょうか?
今更ながらですが、私の中のアカデミー作品賞はやっぱ『アバター』です。
あの3Dは後世に語り継がれるはず、そんな映画が作品賞になって欲しかったです。
改めまして
『ハート・ロッカー』 私の勝手な評価は・・・★★★星三つです。
観るか?観ないか?迷ってる方。そしてDVDか、映画館かで迷ってる方
DVDだとこの映画の全てとも言える臨場感が無くなるので、絶対に映画館をおススメします![]()