WUG舞台「青葉の奇跡」が大好きすぎた。
…なので久しぶりにブログを書いた。
舞台は「過去にこんなことあったから、今の私たちがある」みたいな物語(雑)だけど、それを冒頭のPolarisから過去を振り返り、最後にPolarisで終わらすまとめ方は上手いなと。
最後、Polarisに合わせてミュージカル風に挨拶するけど、7人みんなが自信満々の笑顔で立ってるわけだ。それが2次元のキャラの表情を演じて自信満々なのか、それとも中の人が演じきって自信満々なのか解らない。でも、とても凜々しく美しかった。劇中で2次元のキャラも、現実で3次元の中の人もいろいろあったからね。もしかするとキャラと中の人がお互いに苦労して作り出せた「WUGらしい」笑顔だったのかもしれない。そんな笑顔を見つつ、いろんなことを思い出したら、WUGのことが「大好き」すぎて号泣してまたね。
余談だけど、そんな状況で永野愛理さんを見たら、目が合った(…そう見えた)瞬間に、ドヤ顔で自信満々に「にやっ」っとされた(…しつこいけど、そう見えた)。「してやったり!」みたいな顔で、号泣していた自分はちょっと悔しかったですね(笑)。
永野愛理さんは今でこそ自信満々でおもしろい畜生キャラを確立してるけど、林田藍里のように自信なさげに地味にステージに立ってた時代もあった。そんな永野さんを知ってると、自信満々な姿を見てすげー嬉しかったです(気がついたら涙の量が増えてた)。
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舞台のストーリーはテレビ版5話「天国か地獄か」、6話「まだまだだよ」、7話「素晴らしき仲間たち」に準拠した内容。16歳アガペー誕生から単独ライブでの失敗と挫折、I-1 Clubの存在と救世主早坂の登場、そして藍里の苦悩から初めての団結…と、TV版WUGの一番好きなところでした。
TV版WUG7話で自分が一番好きなのは、実波に夏夜がお菓子渡すシーンや、最後の夏夜の「おかえり」の一言だけど、言葉だけでも気持ちが入っていて良いのに、それに演者の表情が加わると素敵だなと。奥野さんの演技が好きで奥野さんのファンをやっている自分としては、そんな奥野さんを見られて幸せだし大好きです。
MACANAのライブシーンは、「タチアガレ!」を下手を演じながら踊る姿がとても面白かったし好きです。ただ一人完璧に踊っている真夢に対し、実波はマイクを落としそうになるし、藍里はテンポが悪く全然踊れてない。未夕はウザいように自己主張してくるし、強引に前に出ようとする未夕の腕を掴んで制止する佳乃や、自分の顔の前に被った未夕の手を叩く夏夜とか、このシーンだけでも見所満載だった。自分が発見出来たのはこれだけだけど、もっと小ネタがありそうでこのシーンはもう1回見たい。
あとライブで思い出したけど、オープニングの7 Girls Warのオチサビが「流した涙『ふぁーーーー』」になってた。あとみんなアニメ寄りの歌い方だった。劇後のライブは、ふぁーもなく今の中の人寄りで歌っているのでその場で比較できるのは良いなと。これは「WUGの舞台ならでは」の面白さだと思う。
今回のI-1 Clubは、何人か演者が変わっていたけど、まいまいを演じていた松村さんはまいまいそのものだったし、今回新たに加わった里佳っちはボーイッシュなカワイイ雰囲気がありつつも格好いい素敵なお方だった。I-1 Club登場シーンは歌やダンスが多く、物語が少なかったのがちょっと残念かなと思う。TV版ではその後の話となる「島田真夢の脱退の理由」に触れてるなら、白木さんの存在とその関係性も重要だし、それをもっと掘って欲しかった。白木さんがキャスティングされてない時点でダメなんだけども(笑)
ぐだぐだ書いたわりにはWUGだと信者補正が入ってしまうので、好意的な感想になってしまう。…なので冷めて目で見た感想もちょっとだけ。物語はWUGのアニメを知らないと理解できないことが多い。それがちょっと気になった。冒頭でキャラ紹介をやってくれるけど、詳しい説明はそこだけで、「勾当台公園でのライブ」や「島田真夢ありきのWUGと言われてしまったこと」、「実波が遅れたこと」など、物語の鍵となる部分の説明が欠けていたような気がする。TVアニメを知らない人が見て大丈夫だったのかな?と思う。
あと、一つ気になったのは佳乃が藍里を説得する大事なシーンで「グループ」って単語が「ユニット」という言葉に置き換えられていたこと。最初は違和感しかなかった。アイドルの集団はアイドル「グループ」だし。声優「ユニット」なら違和感ないけども、劇中はアイドルグループの話なわけで「ん?」と思ってしまう。
でも、「グループ」って言葉の「適当に集められた」「他人が勝手に決めた」感を嫌ってあえて「ユニット」って言葉に置き換えたのかな(と勝手に想像することにした)。そこまでのWUGは適当に7人を適当に集めた集団だったけど、私たちは「自らの意思で7人組のユニットなんだ」という意思が込められていたのかなと。
(しつこいようだけど勝手な想像です)。
…正直言うと、今回の舞台が始まる前は割と冷めていました。
個人的な偏見ですが、WUGの「2回目のイベント」って「前回成功したから、今回はこの程度でいいよね」みたいな雰囲気な催し物が多いなと。それが顕著だったのがアニメと関係の無い適当なイベントで時間を潰した2回目の幕張だと思うし、細かいとこを突っ込めば2回目のソロイベ以降で映像配信がなくなってしまったり、そういうとこ。WUGちゃんたちはステップアップして、前回のイベントよりも確実に良いだけに、イベントの内容の荒さが目立つように感じる。WUGちゃんたちには罪はないし、ほんと周りの大人がだらしがない。今回のWUG舞台も会場が狭くなって落選祭りだし、前回はあった円盤が今回は出ないことが公演中に発覚しているけど、なんだかなーと。舞台の台本を売ってくれたのはありがたかったけども。あと、今週は野球もあるしね。野球好きとしては毎年一番楽しみなイベントなので、舞台が始まる前は、気持ちがそっちにいってた(汗
最後に、若干悔しいです。
土日の劇は見たかった。
千秋楽の挨拶も見たかった。
もう1度見たい
映像化お願いします