先輩とは、10年ぶりの再会です

ま、大学の専攻が一緒だったのだから、仕事についてからも、同じような業種にいれば、どこかでバッタリ会う可能性はあったのですが

駅のホームで、先輩は、最初、私に気付かなかったです

ただし、何度か、私のほうをちらちら見たので、もしかして…分かるかな?と期待しましたが、全然、思い出してる風じゃなくて…

10年ぶりに見て気付くほど、私は印象深い後輩でも無かったんでしょう

なんか悔しいので、じっと視線を送ってみました

そしたら、また、ちらちら見てきて、そこで、あっと気付いた顔をしました

電車に乗り、行き先は同じ10分ほどの駅だったので、そこで降りて、軽くお茶をすることになり

お互いの近況を話しました

先輩があまりに、すっかり変わって、キレイになっちゃって

と褒めるので、何だか気持ちがさっぱりしました

最後に

せっかくだからメルアド交換しよう

と、さくっと言われ

私、社交辞令は…好きじゃないなぁ

と困惑顔をしてみせました

先輩は少し慌ててました

なんか…

今見ると、ただの…冴えない男だった

実らなくて良かったわ

さよなら、つまんない男になった先輩