その先輩が卒業のとき

卒業パーティーでも、私は話すことが出来ませんでした

でも、私は、先輩にとって恋愛感情は無くても、せめて良い後輩と思っていて欲しかった


ところが、夜中になり、パーティーもバラけて男性陣が固まり始め

私は女性陣で飲んでた時

男性陣のとある会話が、耳に飛び込んできました

飛び込んできた理由は、自分の名前が聞こえたことと、それが先輩の声だったこと

確かに聞こえたその言葉は

「ミナビは、素材は悪くないけど、未熟でお堅すぎて、女としては無いなー」

一瞬、頭がぐらっと揺れました

私の話題はそこまでで、男性陣の話題はまた別の女性へ移っていったのですが

お堅すぎる?良い後輩と思われたくて、顔を合わせたら明るく挨拶してたことが?

女としては、無い?私は、先輩にとって、女、ですら無いんだ…

そう思ったら涙が出てしまい、慌てて帰ってきました

いくらお酒が入った軽口とはいえ、全然思ってない言葉は…出てこない

やっぱり、あれは先輩の本心なんだ…

そう思い、悲しくて仕方ありませんでした

あの時ほど、悔しいと思ったことは無かった

本当に、本当に、変わりたかった