先月、アメリカで起きましたボーイング777型機のエンジン爆発炎上、住宅地への部品落下事故は私たちルート下の住民は大きな衝撃を受けたのではないかと思います。
事故を受け事務局で相談し添付の様な要請文を国交大臣に提出しましたのでご承知ください。
また、これまでとり組んでまいりました署名ハガキ及び寄せられた意見も提出したいと思います。
増間
---------------------------------------------------------------
2021年2月27日
国土交通大臣 赤羽一嘉 殿
いまこそ都心低空飛行は中止し、海上ルートでの飛行を強く求めます
2021年(令和3年)2月20日、米国コロラド州デンバー空港発ホノルル行きのユナイテッド航空338便、ボーイング777型機が離陸まもなく右側エンジンに損傷が発生し、エンジン爆発炎上、住宅街への部品落下事故が起きました。事故を報じるニュース映像は日本国民とりわけ都心ルート下の住民は大きな衝撃を受けました。
貴省は事故を受け同系機の運用停止を指示しました。事故の原因究明と再発防止策の策定と公開は言うまでもありません。
コロナ禍で国際便、国内便とも大幅減便の中、都心ルートでの飛行は2月に入りほぼ毎日です。ルート下の多くの住民からは飛行以前から、騒音に対する不安とともにとりわけ落下物や飛行機事故に対する強い危惧の声が上がっておりました。
「事故が起きれば大惨事です」、「こんな都心の真上を通過するルートは即中止して下さい。何かあってからでは遅いので早く元のルートに戻して下さい」、「物が落下したり、大きな事故の不安も払拭できません。絶対、大丈夫はないのですから」、「近くには幼稚園、小学校、公園もあり落下物が心配です」等々。
こうした危惧が現実に起きました。住宅、ビルの密集する東京都心、ひとごとではありません。
いまこそ都心低空飛行は中止し海上ルートでの飛行を強く求めます。
みなとの空を守る会
共同代表 増間碌郎