5月29日品川シーズンテラスで国交省の説明会(羽田空港の機能強化に関する情報提供の場)が開催されました。

 

【港南地域の方限定】でしたが、港区環境課より下記回答がありましたので参加しました。
①参加対象者は赤坂地区で行った方式にする。(区民や在勤者であれば会場に入れるが、質問は港南の方だけ)。
②説明会の進め方は始めに港南自治会連合会の事前質問に答える。パネルを使って説明する。質問に答える。

 

撮影、録音は不可。

 

各席にA4サイズの書類厚さ2センチもある膨大な資料が載せられている。(重い上、袋が無いので持ち帰りに大変不便である。)
他地域住民はテーブル無しの椅子席なのでクリップ留めの分厚い資料などを開くのは大変困難であった。国交省の方は大変な
腕力をお持ちと推測される。

 

会場の様子。説明員多数でした。

港区内港南地域以外の住民は壁沿いにL型の傍聴席(20席位?)。テーブル無し。港南地域住民用テーブル席10名用×5(○は参加者)。

奥に設置:説明用パネル26枚 地図パネル8枚、騒音体験機器 大1 小1

 

6:30~7:00は司会を通じて星さんによる報告。
7:00~8:30 パネル展示による情報提供。(この時間で帰られる方数名)

 

参加者は港南地域20名前後、それ以外の区民港区議員さん含め16名ほど。

 

説明員のお一人であるとおっしゃる星さんは5月28日の東京新聞(共同通信、ロイター、産経等)で報じられた記事(羽田新ルート 同時着陸の安全基準なし ニアミス表示の可能性)同時着陸の国際的な安全基準が確立されていないというのは間違っている

と記事を否定。

 

「安全基準はあります。ルート設定は基準に従ってやっています。」あるという安全基準はどこにあるのかとの問いに「ICAOのホームページの中にあります。「報道に関しては対応を考えます」「RNAVの運用については今後検討していく必要がある」などと言っていました。
 

会場内の展示パネルは参加者によると新しい内容のパネルは一つもないということ。

 

星さん曰く、港南地域ではずーっと(と言っても2回?)

「ワークショップ」を行っていた

ということに当会員は一人として知らず驚愕した。ワークショップの内容は不明。

 

芝、芝浦地域住民向け説明会の予定は無い。
騒音体験は1機分の騒音であるが、毎日新聞で報道された2機同時に飛ぶと音はどうなるかの答えは実際に飛んだ音源が無いので騒音体験できない。

ニアミスの危険性について考えていない。
チャーター便については国交省がチェックした上で来る。抜き打ち監査する。国際的に(情報)共有されている。

参加者の全体の人数が少ない(最後の方では一つのテープルに集まっていた)ので星さんと住民の応答をマイクを通して行って欲しいと何回も要求。終了予定時刻の10分前にマイクをオンにされた。

 

出席者からは、「いつも同じ回答で具体性がない。」「住民を安心させる中身がない。」「他の地域でも開催せよ。」「町会や自治会に入っていない住民にはどう説明するのか。」などの意見が出されていました。

 

参加者の一人が説明会が終了した際星さんから毎日新聞の記事について国交省から抗議をしたと述べたのを聞いたとのこと。

 

*新しい情報があれば追記します。

 

上記 港南地域のワークショップとは下記の「羽田空港国際線増便についての情報提供と対話の場」を指しているようです。

 

[羽田空港国際線増便についての情報提供と
対話の場(第1回)開催概要]
場所:さんぽーと港南区民協働スペース
日時:平成27年9月16日(水)
19:00~21:00

[羽田空港国際線増便についての情報提供と対話の場(第2回)開催概要]
場所:さんぽーと港南区民協働スペース
日時:平成28年2月8日(月)
19:00~21:00

*平成29年6月定例会 6月7日にていのくま議員がこの説明会に対し追及されています。