音楽教室 ミナトミュージックサロン 公式ブログ -9ページ目

音楽教室 ミナトミュージックサロン 公式ブログ

東京都港区の本格派クラシック音楽教室
ミナトミュージックサロンの公式ブログにようこそ!
♪港区内に全9校舎
♪総生徒数1,600名以上
♪サントリーホールでの発表会
♪東京藝大・桐朋学園などを卒業した優秀な講師陣
♪貸練習室も併設

こんにちは!
東京都港区のクラシック音楽教室・貸練習室のミナトミュージックサロンです。

今日、2月25日は“100年に一度のバレリーナ”と称されたシルヴィ・ギエムの誕生日です。


ちょうど60年前の今日、1965年2月25日に生まれた彼女は、驚異的な柔軟性と鋭い感性、圧倒的な技術を持つバレリーナとして世界を魅了しました。

 

そして、2015年の年末ジルヴェスターにて、日本での引退公演で踊ったラヴェル「ボレロ」は、まさに伝説となりました。

「ボレロ」は単純なリズムと旋律が徐々に高まり、壮大なクライマックスへと向かう音楽です。


ギエムはこの曲を、静謐な緊張感と爆発的なエネルギーのコントラストで表現しました。


舞台の上で、まるで火が灯るように少しずつ動きを重ねていく──そのダンスは、音楽と一体となり、観客を圧倒しました。ギエムの「ボレロ」は単なる踊りではなく、音楽の本質そのものを体現する芸術だったと思います。

 

実は、「ボレロ」はオーケストラだけでなく、ピアノでも演奏できることをご存じでしょうか?
最近は、ピアニストの角野隼斗さん(かてぃん さん)が、コンサートにてお一人で「ボレロ」を奏でていらっしゃいました。
オーケストラの響きを鍵盤で再現しながら、音楽をドラマティックに構築していく演奏には、ダンスと同じく緊張感と高揚感があります。

 

音楽と踊りに共通するのは、「表現することの素晴らしさ」です。

ぜひ、ミナトで一緒に「表現」を楽しみましょう!

 

https://ミナト.com/

東京都港区の中学受験率は非常に高く、ミナトの生徒さんも多くの皆さんが中学受験を経験されます。
2月も半ばに差し掛かり、中学受験を終えた生徒さんやご家族から、嬉しい合格のご報告をいただく季節になりました。「志望校に合格しました!」「合格発表の後、レッスンで先生に伝えるのを心待ちにしていました!」というお声を聞くたびに、私たちも心から嬉しく思います。

さて、音楽教室を運営していると、興味深いことに気づきます。
それは「進学校では楽器が弾ける子が多い」ということです。実際に、名門中学・高校の文化祭や合唱コンクールでは、ピアノやヴァイオリン、フルートなどの演奏がとても盛んで、レベルの高い演奏を耳にすることが多くあります。

また、音楽コンクールの上位入賞者の学校名にも進学校の校名をよく見かけます。

では、なぜ音楽を学ぶことが勉強にも良い影響を与えるのでしょうか?

「音楽が脳に与えるポジティブな影響」

音楽を学ぶことは、単なる趣味や特技にとどまらず、脳の発達や学習能力の向上に深く関係しています。

1. 集中力がアップする

楽器の演奏には、さまざまな能力が同時に求められます。読譜をしながら左右違う手の動きをし、足・目・耳もフルに使い、更に感性も必要です。そのため、音楽を学ぶことで「マルチタスクの処理能力」や「集中力」が自然と鍛えられます。これが、長時間の受験勉強でも活かされるのです。

2. 記憶力が向上する

暗譜をしたり、同じ動きを反復することで、脳のワーキングメモリ(短期記憶)が鍛えられます。特に、ピアノやヴァイオリンなど、両手を使う楽器では、左右の動きを同時にコントロールするため、脳の神経回路が活性化され、記憶力向上につながります。

3. 忍耐力と継続力が身につく

楽器の演奏は、一朝一夕で上達するものではありません。地道な練習を積み重ねることで上達するため、「コツコツと努力する力」が自然と養われます。これは、受験勉強のモチベーション維持にもつながります。


「進学校の生徒たちはなぜ楽器が弾けるのか?」

進学校の生徒には、幼い頃からピアノやバイオリンなどの楽器を習っている子が多い傾向があります。これは、音楽が持つ知的な刺激や、集中力・記憶力向上の効果を親御さんが理解しているためかもしれません。

また、音楽の習い事は「計画的に練習する習慣」を身につける機会にもなります。これは受験勉強にも役立ち、効率的に学習を進められる要因の一つとなります。


受験が終わり、新しい生活が待ち遠しいこれからの時期。勉強と同じくらい、好きなことに打ち込む時間も大切にしてほしいと思います。ミナトミュージックサロンでは、音楽を通じて皆さんの成長を応援し続けます!

合格された皆さん、本当におめでとうございます!そして、これからも音楽を楽しみながら、新しい世界へ羽ばたいてくださいね♪
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〜エルガーの「愛の挨拶」〜

もうすぐバレンタインデーですね!
大切な人へ気持ちを伝えるこの特別な日に、音楽を通じて表現してみませんか?

今回は、ロマンチックな楽曲としても有名なエドワード・エルガーの「愛の挨拶」についてご紹介します!

「威風堂々」などの名曲で知られるイギリスの作曲家エルガー。
エルガーは、キャロライン・アリス・ロバーツという女性と恋に落ちました。

しかし、当時の社会では二人の間には大きな障壁がありました。
アリスは裕福な家の令嬢、対してエルガーは音楽教師の息子。身分の違いから、周囲は彼らの結婚を強く反対していました。

それでも二人の愛は揺るぎませんでした。
エルガーは婚約の記念として、アリスに「愛の挨拶(Salut d’Amour)」を贈りました。
この曲は彼の愛の誓いとも言える作品であり、甘く美しい旋律が二人の強い絆を感じさせます。

実は、作曲家には恋愛に奔放な人が多いと言われています。。
不倫や略奪愛のエピソードが残る人物も少なくありません。

しかし、エルガーは生涯を通じてアリスだけを愛し続けました。

彼にとって、彼女は最愛の伴侶であり、音楽的な支えでもあったのです。

この曲はもともとヴァイオリンとピアノのために書かれましたが、現在ではピアノソロやオーケストラ編曲など、さまざまなバージョンが演奏されています。
特にピアノ独奏版は、シンプルながらも温かみがあり、初心者から上級者まで楽しめる人気のアレンジです。

ミナトミュージックサロンでは、体験レッスンを随時受付中です♪
名曲を奏でたい方、ぜひお気軽にお問い合わせください!


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皆さん、こんにちは!
東京都港区の音楽教室&楽器練習室「ミナトミュージックサロン」です。

今回は、日本の音楽文化に深く根付く「帝国劇場」についてお話ししたいと思います。

帝国劇場は、1911(明治44)年2月10日、東京都千代田区丸の内に日本初の洋風劇場として完成しました。

開場当時の日本では、木造建築の劇場が主流でしたが、帝劇は西洋のルネサンス建築様式で設計され、白煉瓦やコンクリートを使用した洋風劇場として誕生しました。

この画期的な劇場は、日本のエンターテインメント文化の中心として発展し、開場当初からオペラ、バレエ、歌舞伎、観劇など、さまざまな公演が行われていました。

当時、「今日は帝劇、明日は三越」という宣伝文句が流行語となったそうです!
これは、帝国劇場で素晴らしい舞台を鑑賞し、翌日は三越でショッピングを楽しむという、当時の文化的なライフスタイルを象徴する言葉でした。

この言葉からも分かるように、帝国劇場は多くの人々に愛され続け、現在でも「帝劇」という愛称で親しまれています。

帝国劇場では、数々の名作が上演されてきましたが、その中でも特に多くの人々に愛されているのがミュージカル「レ・ミゼラブル」です。
フランス革命を背景に、人間の愛と希望を描いたこの作品は、日本でも長年にわたって多くの観客を魅了してきました。

つい先日、帝国劇場での「レ・ミゼラブル」の公演が千秋楽を迎え、多くのファンが感動に包まれました。
筆者も観劇しましたが、名曲「夢やぶれて」「オンマイオウン」「民衆の歌」「彼を帰して」など、心に響く楽曲が劇場に響き渡り、観客とキャストが一体となる瞬間はまさに音楽の力を感じさせるものでした。
また、先月のミナトのサントリーホール発表会でも、「夢やぶれて」を素敵な衣装で歌われた子どもの生徒さんもいらっしゃいました!

帝国劇場が果たした役割は、日本の音楽文化の発展にも大きく貢献しました。オペラやバレエの公演を通じて、西洋音楽が広まり、多くの音楽家や演奏家がその舞台で活躍する機会を得ました。

私たちも、音楽を愛する皆さんとともに、歴史を大切にしながら、質の高いレッスンや楽器練習の場を提供していきたいと思っています。

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ミナトミュージックサロンでは年に2回、夏と冬に生徒様向けの発表会「Grande Concert」を開催しています!
冬は毎年サントリーホール ブルーローズにて行っており、今冬は、2025年1月12日・13日の二日間開催、延べ約350組の皆様にご出演いただきました!

1日目は午前9:00に開演し、子どもの部はピアノ・歌・ヴァイオリン・フルート・サックスの計157名の皆様がご出演下さいました。
講師演奏は東京藝大ご出身のヴァイオリン、ピアノの先生の素晴らしいデュオで締めくくられました♪
お二方とも技術的に余裕がおありなことはもちろん、ロシアの大地を感じるおおらかな音楽が本当に素敵でした。
次いで大人の部は19:00頃に開演し、ピアノ・歌・ヴァイオリン・サックス・フルートの皆様が、21:30の終演まで熱演を繰り広げてくださいました。

そして私たち講師・スタッフは翌12時間後には、2日目開催に向けてサントリーホール入りするというスケジュールでした…!
分刻み・秒刻みのスケジュールでの運営となりましたが、特に1日目の長丁場を乗り切れたのは、ベテラン講師勢のチームワークあってこそでした。

2日目は子どもの部が午前10時開演♪
ピアノ・歌・ヴァイオリン・チェロの皆様、計124名の方が出演してくださいました。

講師演奏は、素晴らしいメゾソプラノ歌手である東京藝大出身の先生のカルメンで締めくくられました!
お芝居、小道具付きの熱演で、子どもたちも食い入るように見つめていた他、私たち講師・スタッフ一同も魅了される素敵な歌唱でした…!

2日目の大人の部は、1日目より少しご参加人数は少なめでしたが、ピアノ・歌・ヴァイオリンの方々がご出演下さいました。
初出演の方も、何年か続けて出てくださっている方々も、サントリーホール ブルーローズのピアノと音響の素晴らしさを存分に味わわれたようです。
講師演奏は、ミナトで大変な長く勤められているピアノの先生の幻想即興曲で情熱的に、そしてしめやかに締めくくられました。

年に2回、プロでも簡単に演奏することは叶わないほど素晴らしいホールで演奏できるのは、ミナトならではです!
この機会が生徒の皆様の練習の励みになっていることと思います。

生徒様限定のこの発表会、ぜひ次回も皆様のご参加をお待ちしております!
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