銀の匙 | みなとまちアニマルクリニックの「裏」ブログです。

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こんにちは。こちらは「非公式」ブログです。書いている内容は、あくまでも著者の一意見であり、賛否のご判断はお任せします。読み飛ばす程度に呼んでください。僕は自戒のつもりで書いてます。

 

好きな漫画の一つに「銀の匙」がある。

 

 

 

 

 
 

 

 

結構話題になった漫画だし

 

鋼の錬金術師の作者ということで読まれた方も多いと思う。

 

面白くて且つ売れる漫画の条件に

 

キャラ立ちがあることはもはや明白だと思う。

 

主人公だけじゃなく

 

どのキャラを取ってもすぐに思い浮かぶし

 

思い入れも出てくるような漫画。

 

スラムダンクの水戸洋平

 

ちびまる子ちゃんの永沢くん

 

カイジの利根川

 

キングダムの王騎

 

ハンターハンターに至っては「俺じゃなきゃ見逃しちゃうね」の人。

 

売れる漫画ではサブキャラが立っている。

 

でもそれって現実の世界では当たり前のことで

 

例えば超小企業である動物病院をとっても

 

なんとなく院長が主人公っぽいけど

 

基本的に院長一人で回る病院なんてなく

 

(僕は一人で回るような病院はダメだと思う)

 

看護師さんがいて受付の人がいて経理の人がいて販売員もいて

 

全員が本当は主人公なんてのは本当に当たり前のことなんだよねと。

 

話が逸れそうなので戻しますが

 

銀の匙は読んで欲しいから魅力を詳細に語ることはしません。

 

 

 

 

 

 

鬱陶しいね笑

 

一先ず語りたいことだけ語っておしまいにします。

 

サブキャラの相川くん。

 

登場回数も多くないけど

 

その少ない登場で大事なことをすごく教えてくれる。

 

僕が思う相川くんの良さはおそらくみんなが思うそれと立場的に全く違うと思うけど許して欲しい。

 

物語の序盤から彼は「獣医になりたい」という夢を隠さない。

 

それにむかって一心不乱。

 

ストーリー全体を通して獣医になるのが難しいものだとして語られている。

(これまた有名な漫画「動物のお医者さん」でハムテルがなんとなく受験で北大獣医に受かるけどあれはチート。

北大獣医がすごくアホくさく語られてるけど、現実は浜松医科とか東大理1とかより全然難易度が高いので漫画的な話です。

自慢じゃないけど僕程度では中学の時点で医学にしろ獣医にしろ国立受験を諦めています。)

 

最終巻までそれは引っ張られてどうなるのかは

 

相変わらず読んで欲しいんだけど

 

久しぶりに読んでみると

 

自分はそういう人らの夢の立場にいるのかと

 

普段全然意識しないことを思う。

 

最近院長が書いてたように

 

獣医になりたかったという声を診察室で聞くことも多い。

 

なりたいなら諦めないで頑張ろうぜという意見もあるけど

 

そういう方のやりたかったことが出来る立場にあるというのは

 

結構幸せなことじゃないだろうか。

 

で、どうせやるからにはなんでもいいから

 

自分らがいた証的なものを残したいって思うのは自然なことなのかもしれません。

 

漫画は本当にいいモチベーターです。

 

ということで正直ここ2年はイジケモードでしたが

 

6年目がそろそろ来るってところで

 

事業を始めた時以上のモチベーションです。

 

逆にこの右往左往した5年間がなければ多分いまのモチベーションはないですし

 

何より応援してくれてる、待っててくれてる患者さまがたがいらっしゃいます。

 

震えるぞハート。燃え尽きるほどヒート。

 

獣医学生さん是非いい病院を僕らと作りましょう。

 

常に見学募集中です。

 

では。