幕末維新と入管難民法 | それでも大丈夫

それでも大丈夫

炭鉱のカナリアのように、敏感に。

最近、連載が始まった日経新聞、朝刊の小説は

辻原登氏の「陥穽(かんせい)睦宗光の青春」

ですが、5月26日の回で、アーネスト・サトウの

名前が見えたので読み始めました。

伊藤博文がイギリスに密航留学をした

ことも描かれ、私は伊藤の目指した「帝国主義の

日本」とは別の赤松小三郎の構想した「立憲主義の

日本」を押しているので、展開を楽しみにしています。

ところで、今、国会で審議中の日本の入管難民法の

改正案ですが、維新所属の議員から

外国人への偏見と恐怖感を煽るような

発言があり、残念でした。幕末に鎖国の禁を破り、

イギリスに入国した伊藤博文たちのことを思えば、

外交は相互主義なのですから、やたらに

「不法滞在」というのは筋が通らないのでは

ないかと思っています。

 

幕末維新を題材に音声ドラマで配信している

脚本をまとめたものが本で読めます。

アマゾンや一般の書店でも注文できるので

よろしくお願いします!

日本史別天地『合情記』脚本集