さて、先日「副腎疲労症候群」を疑って30代の男性が来院されました。
仕事中いつもだるく、日中にどうしても眠ってしまうとの事。当院のＨＰに書いてある記事を見て自分は副腎疲労に違いないと思ってご来院されました。
今まで、私は何人も副腎疲労の方を見てきましたが、この方からは最初の問診時から何だか副腎疲労では無い気がしました。
この辺は職業上の勘なんですが。
それでも一応本人の希望もあり、副腎機能を調べる各種検査をしましたがやはりすべて陰性。
身体の歪みや本人の主訴から考えて多分、横隔膜の問題だろうと思い検査すると見事に的中。
胸郭を打診しながら横隔膜の可動域を調べて見ると、明らかに横隔膜の可動範囲が減少していました。横隔膜が上手く動けないと酸素がきちんと体内に入ってきませんから当然体にはトラブルが生じてきます。その際に生じるトラブルには副腎疲労と良く似たものが多いんですね。
そこで横隔膜の可動域を回復する施術を開始。同時に自宅でのエクササイズを教えて、合計4回の施術で完治しました。
最近では少しずつ「副腎疲労症候群」という言葉が浸透してきたようです。ただ症状が副腎疲労そっくりでも実際には違うというケースが散見されます。もし副腎疲労の傾向がある場合はなるべく早く専門家に診てもらうと良いでしょう。
～副腎疲労症候群とはこんな症状を起こす疾患です～
朝起きるのがつらい・慢性疲労・うつ気味・膝の痛み・足底の痛み・頭がボンヤリする・倦怠感・ストレスに対処できない・ＰＭＳの悪化・常肩こり・腰痛・記憶があやふや・午前１０時まで目が覚めない・夕食後やっと元気になる・・・ｅｔｃ。
※当院ではアプライドキネシオロジーやフィシオエナジェティックという特殊なテクニックを用いて、副腎疲労症候群等の改善に取り組んでおります。お心あたりの方はお気軽にお問い合わせください。
田町の鍼灸・整体 港カイロプラクティック鍼灸
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