バレンシアの収穫 | かさまつみなと歩む会

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自然豊かな和歌山県田辺市から繋がる地球の未来を考えて、
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みなでいっしょに一歩ずつ歩む会。

先月、義母がつくっているバレンシアの収穫を手伝いました。 


 畑は山の斜面にあり、収穫した実はモノラックで運ぶんですが、立派に育ったバレンシアの木や、段々畑の石積みを見るにつけ、どれだけ多くの苦労があったことかと思わずにはいられません。


 今年はカラスが群れて畑にやってきて、たくさんの実を落とされた園地があちこちにあるそうで、うちもやられてしまい、地面には実がたくさん落ちていました。


まだ予定していた収穫時期より早いみたいですが、「カラスにやられる前に採っておかねば…」と時期を前倒ししての収穫。 


 畑に行く途中の道で、20羽くらいの群れが飛び交うのを見たときは、とても不気味な光景でした。 


 2月に実を袋で包む作業をしましたが、1つ1つ袋をかけていく作業は本当に地道な作業で、特に木の上の方の実は手を伸ばしたり、脚立に乗ったり(時には木に登ったり)。それを収穫前に無残にも落とされてはショックだし、(もしかしたらまた同じようなことがあるかも…)という不安な気持ちにもなります。 


 鳥獣害(それに今年はカメムシも大量発生…)の問題は、全国各地で起きているけれど、自然界と人間の暮らしが共存できるようにするにはどうしたら良いんだろう…本当に悩ましい問題だと思います。#バレンシア#上秋津