信長パイセンとぼくの話 | 星野洋品店(仮名)

星野洋品店(仮名)

とある洋品店(廃業済み)を継がなかった三代目のドラマ感想ブログ

「どうする家康」第1回については日を改めて。「待ってろ、俺の白兎」の衝撃……。18禁のBLゲームかと思ったよ!

 

 

いわゆる〈三英傑〉のうち、徳川家康にはあんまり馴染みがないんです。生まれてこのかた大阪を離れたことがほとんどないもので、むしろ敵って感じ。織田信長と豊臣秀吉には、うっすらとした個人的な縁があるんだけど。

 

 

ぼくの母方の本家が岐阜市にあるので、ぼくもなんとなく信長を〈地元の先輩〉みたいに思っています。子どものころはよく本家に行っていたのですが、本家の近くに3本の道が合流してできた奇妙な広場のようなところがありまして。

 

 

そこにあるのが、信長の正室・濃姫の髪塚と伝わる石碑。なんでも、濃姫は本能寺で死亡し、家臣が彼女の髪を岐阜まで持ち帰って祀ったんだとか。

 

ぼくはこれをずっと「首塚」と誤解していて、怖くて近寄れなかったんですよ。大人になってから調べて、「髪塚」だと気づきました。だよね。京都から岐阜まで、生首を運ぶのは大変すぎるよね。

 

JR岐阜駅から岐阜城へ行くには、3kmほど北上して長良川に突き当たり、東へ向かうのですが、長良川の少し手前で西に折れると髪塚に着きます。よかったら、幼いぼくに無駄なトラウマを負わせた髪塚にお参りしてみてね。本家も引っ越してしまったので、ぼくはもう行きませんけども。

 

以上、誰の得にもならない、うす~い思い出話でした。