残酷で…美しい | 風の日は 風の中を

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~職場や学校で不安感に悩んでいる方へ~
「不安とともに生きる」森田理論をお伝えしたいと思いブログを書きはじめました。
2011年9月からは、日々感じたこと、心身の健康などをテーマに日記を綴っています。

そうだ・・・


この世界は・・・


残酷なんだ


風の日は 風の中を

↑いきなりですが、マンガのご紹介。

いま、話題の「進撃の巨人」 諌山 創/講談社


このマンガ、たしか2年くらい前にダンナが買ってきたのですが、「絵がよくない」と感じた私は受けつけませんでした。


つい最近、あるかたのブログで「正直おススメしない作品」として紹介されました。


アニメの動画を貼り付けてくださっていましたが、削除されたあとでしたしょぼん


それで「わが家に単行本があったはず」と思い出し、手に取ったら…

がーーーーんY(>_<、)Y


「人間が生きたまま巨人に食べられる」という地獄絵が満載(((゜д゜;)))

子どもの頃、空想の世界で「ジョーズのエサになる」、「ライオンのエサになる」、「アナコンダのエサになる」、いろんな恐怖にとりつかれたものでしたが…


そうか「巨人のエサになる」という恐怖もあったのかΣ(゚д゚;)

子ども時代の愛読書「ナルニア国ものがたり」の「銀のいす」というお話で、登場人物が巨人の館で食べられそうになるけど、危機一髪、逃げ出すというシーンがありました。酷い場面が回避される設定だったので、ぜんぜん怖くなかったです。


「進撃の巨人」は怖い。情け容赦なく、パクパク食べられてしまう人間たち。

たくさんの謎をふくんだストーリーに魅かれるけど、残酷さに耐えきれず、しばしば中断。

*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆

昨日までの記事について、メッセでやりとりしてくださった方々、どうもありがとうございました。


私は固定観念にとらわれていましたが、他の方の意見をきくことによって、すこし別の世界を垣間見ました。

で…たどりついたのが冒頭の言葉なんです。


「そうだ…この世界は…残酷なんだ」


日本人の心の『物語』(古くは神話)が

進撃の巨人と一緒になっちゃったよーーー


何かを死守するために、何かが生贄として差し出されている。

犠牲の上に立つ、残酷さと美しさに胸がしめつけられる