きのう、幼なじみのAちゃん(女性・1学年違い)と20年ぶりくらいに顔をあわせた。
Aちゃんのほうが、あきらかに身長が高くてちょっと衝撃をうける
チビの頃は、私の方が大きかったのに…
今でも、チビのAちゃんを高く抱き上げていたAちゃんのお父さんの姿が目に浮かんでくる。
毎日くらい、その光景をみていた。
Aちゃんのお父さんは、私からみると「外人みたいに」ストレートに子どもに愛情表現する人だった。
いつも日暮まで私はAちゃんと遊び、自宅の前まで戻るとお父さんが「おかえり~」と出てきて、Aちゃんに「高い高い」をするのだった。毎回毎回。
Aちゃんには、お兄さんがいた。
お父さんは、息子のほうには、そんなあからさまな可愛がり方はしていなかった。
Aちゃんのお兄さんと私の兄は、友達どうしだったけど、それぞれの妹に対する接し方は全然ちがっていた。
Aちゃんは、お兄さんからも可愛がられていた。
お兄さんは、よく自分の遊びを中断して、Aちゃんが他の子から、いじめられていないか見にきたりした。
私は、そんなふうに兄から可愛がられたり、守られたりした記憶はない。
むしろ邪魔者あつかいされていた。
女の子だからと大切にあつかわれていたAちゃんを、おとぎ話のお姫さまのような立場だと感じた。
幼いときは自分が基準だから、わが家が普通で、Aちゃんちは特殊なんだと思っていたが、今思うと、両極端だったのかな。。。
邪魔者あつかいされても、私のほうは兄のことにすごく関心があって、追いかけてはうるさがられた(>_<)
私が異性を謎の生き物だと感じる一端は、子ども時代に兄が立ち入らせてくれなかったことにあるかもしれない。
末っ子の私には、兄や姉が所有しているものは全部「いいもの」に見えた。
姉は、私がほしがると、貸してくれる人だった。
兄は…自分が大切にしているモノを、私にかきまわされては大変と思っていたみたいだ。
「部屋にはいってこないように!」「モノに勝手にさわらないように!」といつも私は注意されていた。
そうやって手が届かないところに隔離されると、兄の世界は、ますます輝いてみえるのだった。
中学生くらいから兄は、浜田省吾さんの曲を聴くようになっていた。
わたしにもきかせて、と言っても、わざとヘッドフォンをつけていた意地悪な兄…゛(`ヘ´#)
レコードも絶対貸してくれなかったし、「ファンになるのもダメ」とまで言った!
理不尽だったヾ(。`Д´。)ノ
その反動で私は今でも浜田さんの大ファン。禁じられると魅力は倍増すると思う。
あと兄は少年ジャンプを読んでいて、荒木飛呂彦さんの「ジョジョの奇妙な冒険」の単行本を集めていた。
これも、さわらせてもらえなかった…
しかし、結婚して私はダンナさんの本棚にジョジョを発見した!
これまた禁じられていた反動で(?)深くひきこまれた。
ダンナさんは私に本をかしてくれたけど、そのときにはファンをやめていたので、一緒にもりあがったりしてくれなかった。なぜファンじゃなくなったかというと、ジョジョはすごい長編で(いまだに続いている)途中、女性が主人公になったことがあり、ダンナさんはそれがゆるせなかったみたいだ。
ダンナさんといい、兄といい、なんで女を入れてくれないのかな…
アメーバにきて、うれしかったことのひとつは、異性の人の日記が読めたこと(笑)
ブログというものが普及する前の時代では、ありえなかったことが実現!!
どちらかというと女性がかいた記事のほうに共感することのほうが多いけど、謎の生き物(←失礼な言い方すみません)が見せてくださる世界にも、すごく魅力を感じる。だからと言って一生謎はとけないだろうけど…
友達になってくれたNさんとジョジョの話ができたときは、うれしかったな~
リアルでそういう人には会えていません。
Nさんは、今ブログ休んでいるけど、機会ができたら、また話してくださいね。待っています(^-^)/