「何がお座りだお前の言う事なんか聞くもんかーーーーっ」
と、お散歩前にお世話係に口ごたえ していたチョコラブのバッカス君
「じーーーーーーっ」
「チッ。器の小さいヤツめ さっきの仕返しに焦らす気だな」
と、お散歩に出たはいいものの、なかなか非常食 をくれないケチなお世話係に気付いたバッカス君は
タッタッタッタッタッタッタッ
「ねぇ、見て 僕、こんなに良い子で歩いてるよ」
猛アピールを開始
その作戦が功を奏したのか、お世話係 が非常食として持ち歩いているフードをちょいちょいもらいながらお散歩をすることに成功
その流れはお部屋に戻っても続いたものの、
「ねぇねぇ 」
分かってるよお・い・で
「(チョロイもんだぜ)」
ほら、良い子良い子してあげる
「はっ そんなこと望んでないよご飯ないなら呼ばないでって言ってるでしょう」
バッカス君
ご飯がなくなると途端にお世話係 に興味を失うのでした
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