昔の記憶
思い出というには程遠い
平凡な日常
さっき思い出したのは
小学生の時の通学路の情景
ここに路地があって
その先にはお墓があって
いつも同じ車が同じ位置に
止まってある駐車場
開店してるのを見たことがない理髪店
そうやって記憶を辿っていくと
小さかった自分の目線の低さを知り
あの頃にはもう戻れないと
いつも思い知らされる
今も戻れない時間のほんの少し先を
生きている僕は
いつもここで戻れない今に気付いて
家出をして会社をやめて
どこか知らない街へ行ってみたくなる
でもその後いつも
お金と勇気とリアリティがなくて
断念する
携帯をなんとなく触りながら
気付いたら朝になる
朝になればその日を生きるのに必死で
僕が昨晩考えたことなんか
全てなかったかのように忘れてしまう
やり残したことはないだろうか
明日死ぬと分かっていたら
今日という日を同じように生きたかと
そんな訳ない
ただ
いつ死ぬかなんて分からない
だからこそいつも通りに生きてしまうし
だからこそ後悔のないように生きろと言われる
後悔のないようにって
寝坊するなよって言われてるくらい
難しいですよね
寝坊したくてしてる人なんて
誰もいないよ
今はただ一つだけ
友達と家族は大切にする
馬鹿みたいだけど
なぜか今の僕にとっては
それがとても大切で
かけがえのないことのように思えた
大切な誰かもまた
同じ時間の流れの中で
戻れない日々を
共に過ごしているのでしょう