物語を書く。願望。 | Suitably fine

Suitably fine

湊渡蓮です。歌手です。
活動は公開生放送、ニコ生、ツイッターが主です。
作曲を頑張ってます。
作曲は無理でした。
ドラマ出たり映画出たりライブやったりしてます。

2020年(予定)インディーズデビューします!!!

辛いのに誰も見てくれない。
だれも助けてはくれない。
愛してくれない。
愛して。
抱きしめて頭をなでて欲しい。
「頑張ったね」と言われたい。

言葉無しで強く抱きしめて欲しい。
愛してほしい。
切り傷をなでて欲しい。
「一人じゃないよ」と言われたい。

そう思いながら切り傷を増やしていく。
私は病気なんだ。
そう思わないとやっていけない。
今日は、ODした。
頭がくらくらする、妙にハイテンション。
粉末状にして鼻から吸った。
眠気が急に襲ってくる。
このまま、死ねればいいのにと思っていても死ねることはない。
これ以上飲んだら胃洗浄で辛いから適度に。
何が辛いのかもわからなくなる頃、私はふっと記憶をなくす。

朝起きると朝ではなく夕方だった。
あちこちに食べ散らかしたポテトチップス。
覚えていない。
どうしてこうなるんだろう。
痩せたいのに。
トイレに駆け込み指を口の奥に突き刺した。

日に日に落ちていく体重が快楽の象徴だった。

いつからこうなっちゃったんだろう。

いつから、私こうなっちゃったんだろう。

病院に行ってカウンセラーと話した。
「辛かったね、楽に生きてもいいんだよ」
すっともやもやが晴れた気がした。

死にたいと思っていた私、醜い私、痩せようとしている私。
全部が、私。
受け入れることにした。
私は私で他でもない。
私は死を受け入れた、醜いことを受け入れた。ガリガリに痩せていてもいいと受け入れた。

少し楽になった。