会話の中で「過剰な謙遜(自分を貶める発言)」をする人に遭遇した経験は、誰にも少なからずあると思う。



例えば「私はもう歳だから」とか「私はそんな美人じゃないから」とか「うちの子お馬鹿やから」などと言うような人は大体、周囲の人から



「そんなことないですよ〜」



の声掛けを待っている。



私も、相手に忖度して「そんなことないですよ〜」の合いの手(フォロー)を入れたことがあるが、やってるうちにこの茶番劇に付き合うことがばかばかしくなってきたので、最近は「そんなことないですよ〜」の合いの手を入れずに放置している。




すると「そんなことないですよ〜」の合いの手のない「過剰な謙遜」はただの自己否定にしかならないので「過剰な謙遜」をする回数自体が減って来た。



いい傾向だ。



こういう周囲の人間に甘えてくる輩には、くれぐれも「そんなことないですよ〜」などと不用意に合いの手を入れて、片棒を担がないように注意したい。