その日その日の体調にもよるが、1日のうちに使えるエネルギー総量は決まっている。
しかし、たいした用事もしていないのに、夜になるまでにくたくたになってしまった経験は無いだろうか。
原因として考えられるのは、頭でいろいろ考えてしまった(はからいの心を活発化させてしまった)場合である。
体を動かすより頭で色々と考えてしまった方がぐったりしてしまうこともある。というか、体を動かしている方が楽な場合も多い。
それぐらい頭を働かすということは、エネルギーを消耗する行為なのである。
その中でも特に、エネルギーを消費するのは怒りである。
怒りの感情を持ち続けていると、その間、ずっとエネルギーを消費している状態になり、いわばエネルギーを燃やしてしまうような状態になる。
怒りは、貴重な自分のエネルギーを削ってしまう行為なので、できるだけ怒らない方が良い。
それでも怒りが湧いてくる時は、体を動かすことをお勧めする。体を動かしているうちに、思考の嵐はだんだんとおさまってくるからである。