妻のうつ病も治ってだいぶ時間が経ちましたが

更年期の症状が出てきていますので

うつ病であったことが更年期にどう違った絡み方をしてくるか?

というところをみているところです。

 

うつ病の寛解後については再発予防ぐらいの

さらりとした話でだいたい終わっていることが多いかなぁ?

ほんと寛解までの流れまでだよね。

具体的にどういったところにその後も注意してみていけばいいのか?

というのが少ないので結局は自分で模索していくしかないですね。

 

乗り越えたらもう大丈夫みたいな。

そんな感じで捉えているものも多いように感じますが

そんな感じでもいいのかなぁ。。僕は怖いんだけど。

 

うつ病が仮に治っても、その後の人生の中で

女性のほうがストレスを抱える状況になりやすいことのほうが多いですよね。

 

妊娠、出産についてもそうだし育児、子育て、教育なんかもね。

思春期とか反抗期、受験なんかも母親として大変なわけで。

更年期の年齢になってくれば、人によって差はあるようだけど

そういうところで男性とは違って大変な思いをすることに

なるかもしれないわけで。

親の介助介護といっても、中心になってやらなくてはならなくなるのは

女性の場合が多かったりするわけでしょ。

 

うつ病が治った。といっても

どこでなんの影響が出てくるかはわからないし、

自分の目でちゃんと見ていかないと

誰もそこまでは教えてくれはしないですからねぇ。

 

 

自分の場合は、夫としてのしんどさで言えば

妻のうつ病よりも、更年期のほうがしんどいかなぁ。。。

鬱々のほうではなくてイライラのほうね。

 

ホントそっちは苦手なので。

 

自分自身も最初はそうだったのですが、

 

相手がうつ病になってしまったら

 

『どう接したらいいか。』

『どうサポートしたらいいか』

『うつ病についてどんなことを学んで理解したらいいのか』

 

って方向へ進んでしまいがちになります。

 

というのは、世の中のうつ病についての流れが

そう作られてしまっているからなんだけど

 

たくさんお勉強をしたから

 

『上手にサポートが出来るようになって相手のうつ病がよくなる』

 

というわけでもないし

 

色々な知識や考え方に触れれば触れるほど

自分の中の整理がつかなくなって

ゴチャゴチャになってしまうので

あまり最初からそこにこだわらなくてもいいかなと自分は思います。

 

別に上手か下手か、博識か無知かよりも

必要なときに必要なサポートが相手に出来ればいいので

最初からなにもかも詰め込むようなことをする必要はないかな。

 

よくわからないことについては

サポートしていく中で自分で色々と気がついていけることもありますし

うつ病の経過にあわせてそのときに必要なことを学んでいければ大丈夫ですよ。

 

 

『家族がうつ病になってしまいました。』

 

その段階からどう治すかなんて考えたところで

それはもっとずっと後のことになる話なので、

一生懸命何かからヒントを得ようとしたところで

今はその段階ではないのでタイミングがズレすぎていることになりますし

そのときの少し前ぐらいから考えていければいいのかなと思います。

 

回復まで時間も掛かり段階を経て少しずつ良くなっていくという話なので

全然関係のない時期から先のことについてどうにかしようというのは

支えていく側も心労をずっとかかえていくことになってしまうので、

あえて自分から辛く感じてしまうようなことは必要ないかなと思いますね。

 

そういう何か探しに疲れ果ててしまうぐらい時間を割くぐらいなら

支える人も休めるときにはちゃんと休んで

自分自身の体調や精神面が崩れないようにすることを

一番大事に考えていただきたいです。

 

 

 

これは自分が個人的に思っていることですけど、

今のうつ病に対しての流れというのは

 

『相手に対して何をするか?』というのに向けさせ過ぎです。

 

相手のことももちろん大事ですけど

支える人自身の足場から最初に固められていなければ

脆く崩れやすくなってしまうのだから

 

まず必要なことは

今現在の状況整理と自分自身に対しての整理から。

 

それがある程度把握できて、まとめられてきて落ち着けた段階からでも

相手に対してどうサポートしていけたらいいかは遅くはないですから。

 

『どう接したらいいか?どうサポートしたらいいか?』 の前に、

実際にそれをやる側の人の立場について考えられないとね。

 

 

精神科や心療内科で治療中だとお断りをしているカウンセリングって

いったい何なんでしょうね。

 

なんでもカウンセリングっていいいますけど

それなら心理カウンセリングという表現しなければいいのに。

 

別に治療中だとか治療中ではないとか関係なしに

生きていくうえで悩んでいることなんて共通していることが多いのだから

そこで線引きする人がするカウンセリングってどうなのよ?

 

って性格の悪い自分なんかは思ってしまうけど。

 

カウンセリングも受ける相手をよく選ばないとですねぇ。