石破政権発足後、石破氏が総裁選挙で語っていた事と、総裁・首相就任後に語っていることのGAPに世論が沸いている。

 

石破新総裁は当初、「すぐ解散はしない」と話し、1日に召集される臨時国会で予算委員会を開き、野党との論戦後に解散するとしていました。

しかし首相指名以前の段階でフライングの衆議院解散を述べ、日程も公表。

 

 

以下は石破氏の発言の前後関係を整理したものだ。

 

 

  総裁選時   総理就任後 

◎原発ゼロに→原発推進します 

◎利上げ認めます→利上げしません 

◎リニア反対です→リニア進めます 

◎早期解散しません→早期解散します 

◎選択的夫婦別姓賛成です→見送ります 

◎金融所得課税します→投資立国にします 

◎マイナ保険証強制しません→強制します

 

また閣僚からはアジア版NATOが必要について、現実性がないという発信も出ている。

 

結局石破という人間は、理想論だけは得意だが、国家観や信念がなく、流され易い人間だ、ということだ。

この変節を見て柔軟性のある人間だ、とは評価出来ない。

 

シンプルに言えば、就任前後の言動は、「嘘つきか詐欺師」と言っていいレベルだろう。

 

石破氏が党内野党の立場で様々に安倍元首相の政策に意見をしてきたが、自分がその立場になり、過去の発言を具現化出来ないだけでなく、何一つ実現性がないと突き付けられた訳だ。

 

立民、共産、社民、れいわ等と同じレベルだったという訳だ。

 

過去に社民党の村山氏が首相になった際、自衛隊反対➡賛成に鞍替えしたが、その後、社民党は支持を失い、消滅に近い状態にまでなった。

 

石破政権の支持率は51%だそうだ。歴代でもかなりの低さだ。

 

閣僚の写真を見ると、石破氏はズボンとシャツの間から腹が顔を覗かしており、まことにみっともない画像が永遠に残る事になった。

 

10月27日に自ら設定した衆議院選挙は、自民党保守層の離反の洗礼を受け、大敗するだろう。

どの程度の負けを政権維持として設定するかによるが、負け方によっては25年7月の参議院選挙を待たずして石破降ろしが加速するだろう。

 

「悪夢の石破政権」が早々に終焉することを祈っている。