小池百合子東京都知事の国政復帰プランに暗雲立ち込めそうだ。
元側近、小島敏郎氏(当時は都民ファーストの会事務総長)による衝撃的な告発が月刊誌『 文藝春秋 』に掲載されたからだ。
「私は隠蔽工作に加担してしまった」というのだ。
記事とそれに伴う小島氏の発言動画は以下。
実は小池氏のカイロ大学主席卒業疑惑については、2020年に発売された「女帝 小池百合子」に詳細が載っている。
しかしこの書籍発売時に小池氏は小島敏郎氏などに相談をしてカイロ大学卒業に関するエビデンスを示すことで乗り切った。
しかし当時、この問題に関わった小島敏郎氏が2024年4月9日発売の月刊誌に裏事情を語ったという訳だ。
詳しくは文藝春秋の5月号を参照して欲しいが、エジプト大使館に掲載された卒業に関する声明のドラフトは、小島氏の知古であるジャーナリストが書いたという告発だ。
小池氏は、2024年7月に都知事の任期が終わる。
当初、4月28日に投開票が行われる東京15区の補選に立候補して国政復帰を目指していたようだが、アラビア語の通訳をやっていた中東の専門家である日本保守党の飯山陽氏が登場したことで、立候補を断念したと見られている。
理由は、飯山氏がアラビア語対決をしようと挑発してきたからだという。
飯山氏の過去の小池氏のアラビア語インタビューによる発言の分析によれば、子供以下レベルの単語力と会話力で、通訳が出来るレベルではないと断じている。
つまり大学を主席で卒業するどころか、卒業すら出来ないレベルだという訳だ。
小池氏は、自民党の二階氏と通じて国政の復帰、自民党への復党(?)を画策してきたが、裏金問題で二階氏が消えた事でシナリオに狂いが生じた。
しかし自民党東京都連や自民党内の一部には小池待望論があると見られており、小池氏はこのタイミングで国政に返り咲き、支持率低下している自民党を救済する救世主として自民党総裁➡首相というシナリオを描いているようだ。
そのシナリオも小島敏郎氏の告発とカイロ大学主席卒業疑惑の再燃で、暗雲が立ち込め始めた。
さて、こんな情報も出ている。
アラブニュースというサイトに小池氏を取材した記事が掲載されているが、彼女の経歴を見ると「the American University in Cairo, graduating in sociology」とあり、訳せば”カイロにあるアメリカ大学で教育社会学専攻して卒業”とある。
he American University in CairoのWEBページは以下。
さて、この記事内の情報はどういうことか?
小池氏の学歴情報は小池氏側から得た情報に基づいていたはずで、アラブニュース側が適当につくるはずもない。
仮にこの学歴が真実ならば、完全に学歴詐称であり、これがニュース側の誤りなら、カイロ大卒(主席卒業)が正しいということになるが、その疑問への説明責任は小池側が行うべきとなる。
今頃小池氏は、困り果てているだろう。
ウソにウソを重ねており、もはや言い逃れの出来ない状況だ。
果たして告発は事実なのか?
小池氏のカイロ大学主席卒業は証明可能なのか?
小池氏が糊塗してきた経歴はどこまでが事実でどこからが嘘なのか?
メディアはこれをどこまでこれを扱うのか?
今後に注目だ。