ワンオクというロックバンドは、若い層にとても影響力がある。

実際、素晴らしい作品を出しているバンドだ。

人気があるのも頷ける。

 

そのボーカルのTakaさんが以下のようなコメントを発信したという。

 

 

(日本の?)メディアを信用出来ないという点では、私も同意する。

実際、日本のメディアの発信内容は、かなり注意をしていないと情報汚染を鵜呑みにすることになる。

これは実際に日本のメディアの発信が歪曲、左寄りのフィルターを経ているからに他ならないため、要注意ということだ。

 

ロックというと、反権力の象徴でもある。

従ってロックバンドのボーカリストなら、(日本?)政府を信用出来ないと発言するのはある意味で理に叶った行動ではある。

 

でもロック=反権力というのも時代遅れの感じがする。

 

Takaさんのようにかなり年齢を経てきている方ならば、反権力的でロック的だから政府を信用出来ないという発言はちょっと軽すぎないだろうか?

 

確かに政府のある部分に信頼出来ない点はある。

しかし、一刀両断に全然信用出来ないというのは幼稚過ぎるだろう。

 

政府=国家を信頼出来ないというなら、少なくもその政府のある国に住むべきではないし、政府の発行している通貨なんか使えない、という事になる。

 

日本に住み、日本円を使っているなら、それは政府を信用している証だと言っていい。

 

実際私は日本に住み、日本円を使って生きている。

これは私が日本政府をあるレベルで信用しているからだ。

 

この矛盾についてどう思いますか?

 

だから影響力のある人は、もう少し深淵な発言をされた方がいいのでは?と老婆心ながら思う次第です。