公明党の山口那津男議員、「直近に迫った海水浴シーズンは避けた方がよい」と発言したことに、与野党から批判が相次いた。

 

 

 

それに対する山口議員の言い訳は以下だ。

 

言い訳の要旨:

公明党 山口那津男代表 「客観的にこの安全性を周知していくということが大事であり、国内はもちろんでありますが、国際社会に対しても、こうした評価・認識を周知していく努力が必要であります。そうしたことをやるためには一定の時間も必要なわけでありますから、例えば、いわき市の海開きは、もう7月15日からでありますので、少し時間が不足しているのではないかという趣旨で申し上げました」

 

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山口那津男って人は、弁護士だったはずだ。

稲田朋美議員や福島瑞穂議員らも弁護士だったと思うが、弁護士って人たちは、こんなに頭の中が腐った連中ばかりなのだろうか?

 

いや、北村晴男氏のようなちゃんとした弁護士もいるから、彼らが例外的に頭の中が腐っているんだろう。

 

少なくとも菅政権下で海洋放出は決定されている。これは政府方針だ。

公明党は閣僚を出している政権与党だ。

従って公明党も了承しているだろう。

その政権側の党首から、こんなチンケな発言が出るとは、バイデン並みに老化が進んでいるのかと疑いたくなる。

 

加えてそれ以前からも客観的な安全性に関して、十分検討、対応、対策が行われ、周知がされ、この夏、IAEAによる確認も終えようとしている。

 

風評被害を語る人たちがいるが、一番の風評被害発信者は、既存の大手メディアだ。処理水を汚染水と呼び、科学的根拠を蔑ろにして感情的な記事をまき散らし、不安を拡散している連中、それが大手メディアだ。

 

山口議員の発言は、それに呼応するようなものであり定量的、科学的な見地が全くない。海洋放出をする現場は、海開きの事くらいは理解しているだろう。

漁民らの不安もあるだろうが、そうした不安を出来るだけ解消するために地元と話し合いを重ねてきたから今回の放出実行を夏頃(日程は不明だが・・)に行うと公表したのだろう。

 

山口のような議員を見ていると、「公家政治」を想起させる。

現場で汗をかかず、遠くから景色をボンヤリ見ていて、無関係に口だけはさんで現場の邪魔をする。

大人として一番やってはならないのが、こういうことだ。

 

こういうバカを見ていると、オマエ、あっちに行っていろ、邪魔すんな、って言いたくなる。

 

山口議員の釈明とも言えない説明は、今後、公明党への不信感を増長させ、やがて自民党にもブーメランとして戻ってくるだろう。