昨今、将来の年金や高齢者の生活苦悩の記事がネットに上がっている。
具体的な数値で示している記事も多いが、数字が多すぎてピンと来ない人も多いだろう。
40代くらいになると60代以降が近くなってくるため、ちょっとリアリティが増す。
この時期に以下をやっておこう。
仮に平均死亡年齢(大体85歳)まで生きたと仮定しよう。
40~45歳の段階で、毎年もしくは毎月支出している額は個々人、おおよそ判るだろう。
さて、平均死亡年齢までの残生存年齢を40年とする。
年額の支出を400万円と仮定する。
仮に同じ生活を維持したいなら1.6億円が必要と判る。
(子供の養育費、ローン等の将来的な減額分は計算外としてます)
今(と将来)に得られるはずの給与、定年後の収入およびその後の年金、保有資産(預貯金)を合わせてこれ(1.6億円)を賄えますか?と話だ。
簡単な計算でしょ。
現在でも年間の年金額が240万円を超える人は数少ない。
多くの人たちはいずれ年金だけが収入の柱となる。
その年齢になった時、年金を大幅に上回る支出を維持するのは、
かなりの資産を必要とする。
こうした将来に準備しようとすれば、20年程度をみておかないと解決出来ない。
個々人、ご自身の支出と将来的な維持予想は早めに把握しておいた方が無難です。